「SR400 カフェレーサー かっこいい」と検索してたどり着いたあなたは、きっとバイクに特別なこだわりを持っている方でしょう。無骨でクラシックなその姿に、なぜこんなにも惹かれるのか――そんな疑問を持ちながらも、心のどこかでは「やっぱりSR400ってかっこいい」と感じているのではないでしょうか。
SR400は、1978年の登場以来、多くのライダーに支持されてきた名車です。その人気の理由には、完成されたシンプルなデザインと、豊富なカスタムの種類があります。特にカフェレーサーカスタムとの相性は抜群で、ビンテージ感を活かした仕上がりから、洗練された大人のカスタムまで、多彩なスタイルを楽しむことができます。
本記事では、SR400の魅力を解説するとともに、初心者でも挑戦しやすいカスタム例や費用の目安、中古の相場、信頼できるカスタムショップの選び方など、実践的な情報をまとめています。また、カフェレーサーだけでなく、チョッパーカスタムやトラッカーカスタムなど、他のスタイルにも触れながら、SR400を自分だけの1台に仕上げるためのヒントもご紹介します。
「いつかは自分の手でバイクをカスタムしてみたい」そんな思いを持つあなたに向けて、SR400の可能性と魅力を余すことなくお届けします。
SR400カフェレーサーはなぜこんなにかっこいいのか?

- SR400が長年人気を集める理由とは
- 街乗りでも映えるカフェレーサーカスタム例
- ビンテージ感を引き出すカスタムのコツ
- 大人ライダーに選ばれるスタイルの特徴
- 初心者でも挑戦しやすいカスタムの種類
SR400が長年人気を集める理由とは

SR400の魅力をわかりやすく言うと「シンプルで完成度が高いバイク」だということです。なぜそう言えるかというと、1978年に登場してから、バイクの基本的なつくりを大きく変えずに、長い間売られ続けてきたからです。このしっかりとしたつくりは、多くのバイク好きの人たちに「安心して乗れる」と思わせてくれています。
そのため、SR400は交換用のパーツが手に入りやすく、自分でメンテナンス(手入れ)しやすいのが特徴です。また、「キックスタート」という、昔ながらの方法でエンジンをかける仕組みも残っていて、昔のバイクが好きな人にとってはとてもワクワクするポイントです。見た目は古い感じがありながらも、今の道路事情にもちゃんと合うようになっていて、使いやすさと見た目の良さが両立しています。
例えば、エンジンが「ドドドッ」と動く感じや、細いボディの形は、カフェレーサーというスタイルにとてもよく合います。街を走っているだけでも、つい目を引かれるようなかっこよさがあります。昔ながらのデザインと、今っぽくて洗練された形がうまく合わさっていて、他にない特別な見た目になっています。
こういった理由から、SR400は長い間たくさんのライダーに愛され続けてきました。特に、「自分好みに変えられる(カスタムしやすい)」というのも人気の理由の一つです。そのため、バイクを初めてカスタムしたいという人が、最初の1台としてSR400を選ぶこともよくあるのです。
【SR400が長年愛され続ける理由まとめ】
理由カテゴリ | 内容 |
---|---|
歴史と信頼性 | 1978年から基本構造を変えずに販売され続けている |
構造のシンプルさ | シンプルな構造で整備しやすく、バイク初心者にも扱いやすい |
メンテナンス性 | パーツが手に入りやすく、自分でメンテナンス可能 |
エンジンの味わい | 「ドドドッ」と鼓動感のある単気筒エンジンで走りに楽しさがある |
キックスタートの魅力 | 昔ながらのスタート方式がバイク好きの心をくすぐる |
デザイン性 | クラシックな見た目と今風の洗練されたスタイルの融合 |
カフェレーサーとの相性 | 細身のボディがカフェレーサースタイルにぴったり |
街中での存在感 | 見た目のインパクトが強く、注目されやすい |
ビンテージ感との相性 | ビンテージカスタムにもマッチし、個性的な外観に仕上がる |
カスタムの自由度 | ハンドル・シート・ライトなど多様なパーツで個性を出しやすい |
初心者にも人気 | 初めてのカスタムに選ばれることが多く、学びやすい |
実用性 | 街乗りにも適した使いやすさで、日常の足としても優れている |
継続的な人気と流通量 | 人気が高く中古市場でも多く流通しており、手に入れやすい |
街乗りでも映えるカフェレーサーカスタム例

ここでは、SR400というバイクをカフェレーサーというスタイルにカスタムした例を、いくつか紹介していきます。カフェレーサーとは、イギリスで生まれた昔ながらのバイクスタイルで、スピード感とかっこいい見た目の両方を大事にしたデザインです。SR400は、シンプルで細身な形をしているので、カフェレーサーにぴったりなバイクとして人気があります。
例えば、「セパレートハンドル」という少し低くて広がりの少ないハンドルに変えると、前かがみの姿勢になり、よりスポーツバイクのような印象になります。そして、ガソリンタンクやシートをスリムな形に変えることで、全体的にスッキリしたスタイルになり、信号待ちのときや街中を走るときでも、周りの人たちの目を引くようなバイクになります。
さらに、ライトやミラーを少し小さくてレトロなデザインのものに交換すれば、見た目がもっとスマートになります。このカスタムによって、昔のバイクのような雰囲気を残しながらも、現代の街にも似合う、ちょっとおしゃれなバイクに仕上げることができます。
このように、かっこよさだけでなく、毎日の通勤にも使いやすい実用的な一面もあるのが、SR400のカフェレーサーカスタムの良さです。休日には、のんびりと郊外へ走りに行くのもぴったりです。こうして自分だけのスタイルに仕上げていくことで、「世界に一つだけのバイク」を作るという特別な楽しみもあります。
【SR400カフェレーサーカスタムの主なパーツ例と効果】
カスタムパーツ | 特徴・変更点 | 見た目・使用感の変化 |
---|---|---|
セパレートハンドル | 低く狭いハンドルで前傾姿勢に | スポーツ感が増し、カフェレーサーらしい印象に |
スリム形状のタンク | ノーマルより細く、長く見えるフォルム | シャープなシルエットで都会的な外観になる |
カフェレーサーシート | フラットで細長いシングルシート | レトロでクラシックな印象が際立つ |
小型レトロライト | 小ぶりで丸形のライトに交換 | ヴィンテージ感と引き締まった顔つきに変化 |
ミニマルミラー | コンパクトで丸型のサイドミラー | 全体がすっきりしてスマートな雰囲気に |
ショートフェンダー | フロント・リアのフェンダーを短くカット | 軽快でレーシーなリアビューに |
カラーコーディネート | 単色やブラウン・ブラックなどの落ち着いた配色 | 高級感と統一感がアップ |
街乗り快適性 | シンプルな構造で軽量かつ操作性が高い | 通勤・街乗りにも対応した実用性 |
ビンテージ感を引き出すカスタムのコツ

このようなカスタムをする際に、ビンテージ感をしっかりと意識すると、SR400のもつ魅力がいっそう際立ちます。ビンテージというのは、昔の雰囲気や風合い、そして古き良き時代のスタイルを大切にしたデザインのことを指します。そして、このビンテージスタイルは、SR400のクラシカルでレトロな外観と非常に相性が良いのです。
例えば、サイドカバーやマフラーを、わざとピカピカとしたメッキ仕上げのクラシックなパーツに交換するだけで、見た目の印象ががらりと変わります。その結果、まるで何十年も前の名車のような風格を演出できます。さらに、アルミ製のフェンダーを取り入れたり、レトロなトレッドパターンを持つタイヤを選んだりすることで、細かい部分まで「こだわり」が行き届いた仕上がりになります。こうした工夫により、外観に深みが生まれ、他のバイクとしっかり差をつけることができるのです。
また、全体のカラーについても気を配ると良いでしょう。例えば、モノトーン(白や黒)やブラウン系のカラーリングを選べば、落ち着きのある印象を保ちながら、ビンテージの雰囲気をより濃く感じさせることができます。また、タンクに施すペイントやステッカーのデザインを工夫することで、さらにクラシカルな空気感を演出することが可能です。
このように、パーツの素材や形、色合いの選び方などを細かく工夫していくことで、SR400は現代のバイクでありながら、どこか懐かしくて温かみのある1台へと生まれ変わります。見た目に奥行きが出るだけでなく、所有する楽しみや、街中やツーリング先で「見せる」喜びも高まるでしょう。最終的には、ただの移動手段ではなく、自分のセンスや個性を表現する大切なパートナーとして、長く愛せる1台に仕上がるのです。
【SR400でビンテージ感を演出するカスタムパーツと効果一覧】
カスタム項目 | 具体的な例 | ビンテージ感の演出ポイント |
---|---|---|
サイドカバー・マフラー | メッキ仕上げクラシックパーツに交換 | 昔の名車のような光沢感と風格を再現 |
フェンダー | アルミ製やクラシック形状を選ぶ | 金属感とレトロなシルエットで深みが出る |
タイヤ | レトロなトレッドパターンのタイヤを装着 | 走りの性能を保ちつつ、クラシックな雰囲気を強調 |
カラーリング | モノトーン、ブラウン系など落ち着いた色調 | シンプルで味わい深い印象に |
タンクデザイン | 手描き風ロゴ、クラシックなステッカー | 個性と懐かしさを併せ持つタンクに |
ライト・ウインカー | 小型丸型・イエローレンズなどを使用 | 昔ながらの照明デザインでレトロ感をアップ |
ミラー | スチール製・丸型レトロミラーに変更 | 控えめながらも雰囲気を引き立てる |
シート | レザーやタックロール仕様シート | 乗り心地とクラシカルな印象を両立 |
大人ライダーに選ばれるスタイルの特徴

大人のライダーがSR400カフェレーサーを好む理由は、落ち着いた雰囲気と強い個性、その両方をうまく兼ね備えているからだと考えます。若いころにはスピード感や派手なデザインに心を奪われていたとしても、年齢を重ねるにつれて、よりシンプルで味わい深いデザインや乗り心地に惹かれるようになることはよくあることです。こうした変化は、長くバイクに乗ってきた人たちの中で自然と起こる傾向でもあります。
SR400のデザインは、派手すぎず上品な印象を与える点が特徴です。落ち着いたカラーリングや、控えめながらも存在感のあるパーツの組み合わせによって、大人の感性にマッチするバイクを作ることができます。また、SR400はカスタムの自由度が非常に高いため、自分の趣味やライフスタイルに合った1台に仕上げやすいという点でも、大人のライダーに選ばれやすい理由となっています。
例えば、ハンドルグリップをウッド調にすることで温かみを持たせたり、クラシックなレザーシートを使うことで上質な雰囲気を演出できます。こういった小さな変更だけでも、全体の印象は大きく変わるのです。さらに、メッキパーツやクラシックなライトを組み合わせることで、自分だけの個性的で洗練されたスタイルを完成させることが可能になります。これによって、バイクはただの移動手段ではなく、自分のセンスを表すアイテムにもなります。
こう考えると、SR400のカフェレーサースタイルは、若いライダーにとってはもちろんのこと、経験を重ねた大人のライダーにとっても非常に魅力的な選択肢となります。乗るたびに満足感を味わえる存在として、そして人生を楽しむための素敵な相棒として、多くの大人たちに愛されているのはとても自然なことだといえるでしょう。
【SR400が大人ライダーに選ばれる理由とカスタム例一覧】
選ばれる理由・視点 | 内容の詳細 | 該当するカスタム例 |
---|---|---|
落ち着きのある外観 | 派手すぎない上品なデザインが年齢層にマッチ | モノトーンカラー、控えめなパーツ |
自由度の高いカスタム性 | 自分のライフスタイルや趣味に合わせた調整が可能 | シート変更、ハンドルカスタムなど |
上質感のあるパーツ選び | ウッド調グリップやレザーシートなど高級感の演出 | ウッドパーツ、クラシックレザーシート |
センスを表現できる個性 | パーツの組み合わせで自分らしいバイクがつくれる | メッキライト、オリジナルペイントなど |
落ち着いた色味のカラー | 黒・ブラウンなど控えめで渋い色調が好まれる | マットブラック塗装、ブラウンシート |
大人の余裕を感じさせる形 | スリムで無駄のないシルエットで洗練された印象 | スリムタンク、セパレートハンドル |
実用性とスタイルの両立 | カッコよさと日常使いのしやすさを両立できる | 小型ミラー、ショートフェンダー |
人と被らないバイクへの志向 | 他のバイクと一線を画す、唯一無二の仕上がりを目指せる | フルオーダーカスタム、限定パーツ使用 |
初心者でも挑戦しやすいカスタムの種類

多くの人は、「カスタムって難しそう」「自分にはできなさそう」と思ってしまうことが多いです。ですが、SR400はバイクの中でも構造がとてもシンプルなので、初めての人でも挑戦しやすいバイクなんです。特別な知識や経験がなくても、作業スペースがあれば家でカスタムを楽しむこともできます。
例えば、ウインカーやミラー、シートなどの外側の部品は、複雑な技術がなくても交換できます。必要なのは基本的な工具だけです。最初はこうした簡単な部分の交換から始めると、自分だけのオリジナルバイクに少しずつ近づいていく楽しさを感じることができます。もし工具の使い方がわからなくても、最近はYouTubeなどでわかりやすい説明動画がたくさんあるので、それを見ながら進めると安心です。やってみると、思ったよりも簡単にできることに気づくかもしれません。
さらに、SR400は昔からずっと人気があるバイクなので、対応しているカスタムパーツがたくさん販売されています。インターネット通販や専門のお店でも、多くの選択肢の中から自分の好みに合ったパーツを探すことができます。クラシックな雰囲気のあるデザインもあれば、今風でカッコいいスタイルもあるので、自分の目指すイメージに合わせて選びやすいというメリットがあります。
このような理由から、SR400はカスタムをやってみたいと思っている人にとって、とてもおすすめのバイクです。最初はかんたんな部品交換からスタートして、だんだんと難しいカスタムに挑戦していくことで、自分のスキルも上がっていきます。バイクをいじる楽しさを知るきっかけとして、SR400はぴったりの1台です。
【初心者におすすめのSR400カスタムパーツと難易度目安】
カスタムパーツ | 作業難易度 | 必要な工具 | 作業の特徴とメリット |
---|---|---|---|
ウインカー | かんたん | ドライバーなど | 小さいパーツながら雰囲気が変わる、手軽な印象チェンジ |
ミラー | かんたん | スパナ、六角レンチ | ポジション調整も可能で安全性にも影響する重要なパーツ |
シート | かんたん | スパナなど | 乗り心地とスタイルを同時に変えられる効果的なカスタム |
ハンドル | 普通 | 六角レンチなど | 操作感や姿勢に直結、見た目も大きく変化する |
ライト・ヘッドライト | 普通 | プラスドライバー | レトロ感を出す定番カスタム、顔つきが変わって個性UP |
タンクステッカー・塗装 | ふつう | ステッカーor塗装用品 | 手軽に個性を出せる、予算に応じてDIYも可能 |
ショートフェンダー | やや難しい | 工具一式 | 見た目の軽さとスタイリッシュ感がアップするカスタム |
SR400カフェレーサーの購入とカスタム費用のリアル

- SR400の中古価格帯と相場の傾向
- カフェレーサー化に必要なカスタムパーツ一覧
- 評判の良いカスタムショップの選び方
- カフェレーサーカスタムにかかる費用内訳
- SR400をチョッパーカスタムにした場合の費用感
- トラッカースタイルへのカスタム費用はどのくらい?
SR400の中古価格帯と相場の傾向

中古のSR400を探している人がまず気になるのは、そのバイクがいくらくらいで売られているのかという価格帯です。SR400は2020年に新車の販売が終わってしまいましたが、そのあとも人気がどんどん高まりました。それにともなって、中古バイクの値段も少しずつ高くなってきています。特に、見た目がきれいだったり、あまり乗られていなくて走行距離が少ない車両は、どうしても高くなってしまう傾向があります。
例えば、外側の部品がピカピカしていて、ちゃんと整備もされているバイクなら、40万円から60万円くらいが今の一般的な値段です。ですが、年式が少し古かったり、カスタムされている部分があまりなかったりする車両なら、30万円台でも見つかることがあります。そういった値段のバイクは、お金をあまりかけたくない初心者の人にとても人気です。
ただし、年数がたっているバイクは、中の部品が古くなっていたり壊れやすくなっていることがあります。そのため、バイクを買ったあとに、修理をしたり部品を新しくしたりしないといけない場合もあります。そのため、値段の安さだけで選ぶのではなく、そのバイクがどんな状態なのか、そしてこれからどのくらいお金がかかるのかもよく考えておくことが大切です。
このように、今の中古バイク市場の動きや値段の傾向をしっかりと理解して、自分のお財布に合った価格帯と使い方にぴったりのSR400を選ぶことが、とても満足できるバイク選びにつながります。
【SR400の中古価格帯と車両状態の比較表】
車両の状態 | 中古価格帯の目安 | 特徴・備考 |
---|---|---|
年式が新しく整備済・低走行車両 | 約40万円〜60万円 | 外装がきれいでトラブルが少ない、初心者にも安心 |
年式が古く外装やカスタムが少ない車両 | 約30万円〜40万円 | 自分でカスタムする前提で選ばれることが多い |
カスタムパーツ付きの車両 | 状況により幅広い | カスタム内容次第で価格が上下、希少パーツで高額に |
メンテナンスが必要な格安車両 | 約20万円〜30万円 | 修理前提で購入されることが多く、中〜上級者向け |
カフェレーサー化に必要なカスタムパーツ一覧

カフェレーサー化には、バイクの見た目だけでなく、乗ったときの快適さや姿勢など、全体的な乗り心地を自分の好みに変えるためのパーツが必要になります。SR400をカフェレーサー風にカスタムするためには、外見のシャープさとともに、前傾姿勢などのスポーティな印象を与える部品選びが非常に重要です。
カフェレーサースタイルによく使われる代表的なパーツとしては、セパレートハンドル、バックステップ、ライトに取り付けるバイザー、細くてスリムな形状を持った薄型のシート、そして車体の後方をすっきりと見せてくれるショートフェンダーなどがあります。これらのパーツを一つ一つ交換することで、全体の雰囲気がどんどん変わっていきます。
例えば、セパレートハンドルを取り付けることで、自然と前傾姿勢を取ることができ、走っているときによりスポーツバイクのような雰囲気になります。さらに、バックステップと組み合わせると、ライディングポジションが引き締まり、運転中の気分も大きく変わってくるでしょう。また、薄型のシートを選べば、全体のシルエットがスマートになり、より洗練されたスタイルに近づけることができます。
これに加えて、ライトにバイザーを取り付けると、バイクの顔つきがキリッとした印象になり、見た目の存在感がアップします。さらに、ショートフェンダーを使うことで、後ろ姿がスッキリとして、一体感のあるスタイリッシュなデザインに仕上がります。
このように、複数のカスタムパーツをバランスよく選び、組み合わせていくことで、見た目だけでなく乗り心地やライディングポジションも自分好みに整えることができます。最終的には、他にはない「自分だけの1台」を作り上げることができるのが、SR400カフェレーサーカスタムの大きな魅力です。
【SR400カフェレーサーカスタムに必要な主要パーツ一覧】
カスタムパーツ名 | 主な役割・特徴 | 期待できる効果 |
---|---|---|
セパレートハンドル | ハンドル位置を低くし前傾姿勢を強調するカスタム | スポーツ感のある乗り姿勢に変化 |
バックステップ | ステップ位置を後方へ移動 | より前傾でシャープなライディングが可能 |
薄型シート | スリムな外観を演出できるカフェレーサー定番のシート | スマートなシルエットと軽快感 |
ライトバイザー | ヘッドライトに取り付ける小型シールド | 顔つきにメリハリがつき、見た目が引き締まる |
ショートフェンダー | リアフェンダーを短くするカスタム | 後ろ姿がすっきりしスタイリッシュに |
小型ミラー | レトロでコンパクトなデザイン | 全体のビンテージ感を強調 |
スリムタンクカバー | 細身のガソリンタンク用カバー | 全体のデザインと一体感が向上 |
アルミフェンダー | 軽量かつクラシックな見た目の金属製フェンダー | ビンテージ感と質感のアップ |
評判の良いカスタムショップの選び方

私の場合、カスタムショップを選ぶときにとくに大事にしているのは、「専門性」「実績」「相談のしやすさ」の3つのポイントです。この3つをしっかり確認しておけば、信頼できて安心してカスタムをお願いできるお店を見つけることができます。特にSR400のような人気車種の場合、どのショップでも対応できるとは限らないので、慎重に選ぶことが大切です。
まず、「専門性」についてです。SR400のカスタムをたくさん手がけてきた経験があるショップなら、細かいところまでしっかりと考えたアドバイスや提案をしてくれます。例えば、どのパーツとどのパーツを組み合わせるとバランスがいいか、どんな雰囲気のデザインが似合うかなど、プロの目線で教えてもらえるのです。そのため、仕上がりも自然とクオリティが高くなります。SNSや口コミサイトを見ると、そのお店が今までどんなカスタムをしてきたか、店内の様子などもわかるので、ぜひ調べてみましょう。
次に「実績」です。これまでにどういったバイクをどんなふうにカスタムしてきたかを知ることで、そのお店の技術力やセンスを確認することができます。とくに実際のバイクの写真や、お客さんの感想が載っていると、とても参考になります。そういった情報から、「ここなら信頼できそうだ」と感じられるお店を選ぶことが大事です。
そして、「相談のしやすさ」も忘れてはいけません。カスタムは、どんなスタイルにしたいか、どんなパーツを使いたいかなど、話し合いがとても重要です。でも、自分のイメージをうまく伝えられないこともあるので、話をしっかり聞いてくれるスタッフがいると安心できます。さらに、カスタム中にトラブルが起きることもあるので、完成後のアフターサポートについても、事前にしっかり確認しておくと良いでしょう。
こうして見てみると、ショップ選びでは値段の安さだけで決めるのではなく、「このお店ならまかせて大丈夫だ」と思えるかどうかが大切です。自分が納得できるお店を見つけることで、カスタム後の満足度も高くなりますし、今後も長く相談できる信頼関係が築けます。バイクライフをより楽しいものにするためにも、自分に合ったショップを選ぶことがとても大切なのです。
【SR400カスタムショップ選びで注目すべき3つのポイント】
選ぶ際のポイント | 内容の概要 | 確認方法・チェック項目 |
---|---|---|
専門性 | SR400などの車種に詳しく、豊富な知識と経験を持つ | 過去の制作事例、パーツの提案力、SNS投稿などを確認 |
実績 | 実際にどのようなバイクをどのくらい仕上げてきたかという実績 | ウェブサイトや口コミ、写真付きレビューで仕上がりを確認 |
相談のしやすさ | イメージを丁寧にヒアリングし、説明や提案がわかりやすい | 初回相談時の対応、問い合わせ時の返答スピード、雰囲気など |
カフェレーサーカスタムにかかる費用内訳

ここでは、SR400をカフェレーサースタイルにカスタムする際にかかる、全体的なおおよその費用について、できるだけ具体的に紹介していきます。
まず、カスタムを始めるうえで欠かせないのが基本パーツの交換です。例えば、前かがみの姿勢をつくるセパレートハンドル(通称セパハン)や、足の位置を後ろにずらすバックステップなどが挙げられます。これらはカフェレーサースタイルの基本ともいえるパーツで、取り付けにかかる費用は部品代と工賃を合わせておよそ5万円〜10万円程度が目安とされています。
さらに、全体の見た目をスタイリッシュに仕上げるためには、外装のカスタムも重要です。例えば、ガソリンタンクを好みのカラーに塗装したり、クラシックな形状のシートに張り替えたりすることで、レトロな印象を強調することができます。また、ヘッドライトやテールランプを小型のクラシックタイプに交換すれば、見た目が引き締まり、より完成度の高いスタイルになります。こういった外装カスタムを加えると、全体の費用は15万円〜30万円程度におさまる場合が多いです。
ただし、選ぶパーツのブランドやグレード、さらに作業をどこまで依頼するかによって、費用は大きく変わってきます。高品質なブランド製のパーツを使うと、当然コストは上がりますし、逆に汎用品や中古パーツをうまく使えば、費用を抑えることが可能です。見た目や性能のバランスを考えて、自分に合ったパーツを選ぶことが重要です。
加えて、すべてをプロのショップに依頼するのではなく、できる部分は自分で取り付けたり、塗装をDIYで行ったりすることで、全体のコストを大きく抑えることもできます。例えば、シートの張り替えやハンドルの取り付けなど、比較的簡単な作業を自分で行えば、数万円単位での節約が可能です。最近ではネットや動画サイトで手順を学べるため、初心者でもチャレンジしやすくなっています。
このように、SR400のカフェレーサーカスタムは、パーツ選びや作業の進め方しだいで、費用をコントロールしながら自分だけのスタイルをつくれるのが大きな魅力です。無理なく楽しみながら、オリジナルの1台を仕上げていく過程こそが、このカスタムの醍醐味といえるでしょう。ちなみに、カフェレーサーカスタムについては、以下の記事で詳しく解説しています。理想の1台を作りたいと考えている方は参考にしてください。
➤カフェレーサーカスタムを完全攻略!理想の1台を作る方法
【SR400カフェレーサーカスタムの主な費用内訳と目安】
カスタム項目 | 内容例 | 費用目安 (部品代+工賃) | 節約のコツ |
---|---|---|---|
ハンドル周り交換 | セパレートハンドル(セパハン) | 約5万〜10万円 | 自分で取り付けて工賃をカット |
足まわり調整 | バックステップ取り付け | 約3万〜8万円 | 中古パーツの活用 |
外装カスタム | タンク塗装・シート張り替え・フェンダー交換など | 約7万〜15万円 | DIY塗装や中古外装の利用 |
ライト・ランプ交換 | 小型クラシックタイプのヘッドライト・テールランプ | 約2万〜5万円 | 汎用品や安価ブランドを選択 |
全体仕上げ費用(合計目安) | スタイルに合わせた全体カスタムコーディネート | 約15万〜30万円 | 作業の一部を自分で実施 |
SR400をチョッパーカスタムにした場合の費用感

一方で、チョッパースタイルにカスタムするとなると、かなり手間のかかる作業が必要になります。そのため、一般的にはカフェレーサースタイルよりも費用が高くなる傾向があります。なぜかというと、チョッパーはバイクのフレーム自体に大きな変更を加えることが多いからです。
例えば、フレームを切ったり溶接したりして、バイクの形そのものを変えるような作業が必要になることがあります。これは非常に高度な技術が求められ、専門のカスタムショップに頼むケースがほとんどです。当然、その分だけ工賃も高くなってしまいます。
さらに、チョッパーらしさを出すためには「ロングフォーク」や「スプリンガーフォーク」といった、見た目にインパクトのある特殊なパーツを使うことが多いです。こうした部品は一般的なパーツよりも高価であるうえに、取り付けにも慎重な調整が必要となります。見た目の魅力を引き出すために、デザイン性と安全性の両方を高いレベルで保たなければならないのです。
そのため、チョッパーカスタムにかかる費用は、最低でも30万円ほどを見込んでおく必要があります。さらに、細かいデザインにこだわったり、レアなパーツを使いたい場合には、50万円を超えることも珍しくありません。例えば、ビンテージのタンクを使ったり、ハンドメイドのパーツを選んだりする場合は、追加で10万円以上かかることもあります。
もちろん、すべての作業をショップに依頼するのか、一部を自分でやるのかによっても費用は大きく変わってきます。ですが、全体としては「派手で目立つ見た目」を求めるスタイルであるぶん、それに見合ったコストがかかると考えておいたほうがよいでしょう。
つまり、チョッパースタイルの魅力は高いですが、その分だけお金と時間が必要になります。本格的なカスタムをしたいと考えている人は、あらかじめしっかりとした予算を用意して、無理のない計画を立てることがとても大切です。
【SR400チョッパーカスタムの主な費用項目と目安】
カスタム項目 | 内容例 | 費用目安 (部品代+工賃) | 備考 |
---|---|---|---|
フレーム加工 | フレームのカットや溶接などの大掛かりな作業 | 約10万〜20万円 | 高度な技術が必要なためプロ依頼が基本 |
フロントフォーク | ロングフォーク、スプリンガーフォークなど | 約8万〜15万円 | インパクトのある外観が特徴 |
タンク&リアフェンダー | ビンテージタンク・小型フェンダーの取り付けなど | 約5万〜10万円 | 雰囲気を大きく左右する部位 |
シートカスタム | ソロシートやスプリング付きシートの導入 | 約2万〜5万円 | チョッパー感を高めるポイント |
マフラー交換 | アップスイープやドラッグパイプスタイルなど | 約3万〜8万円 | 音や見た目に個性を出せる |
ハンドメイドパーツ | 特注ハンドル、ステー、サイドナンバーなど | 約5万〜10万円 | デザインによって大幅に変動 |
全体費用目安 | カスタムスタイルの完成に必要なトータル予算 | 約30万〜50万円以上 | 一部DIYで節約も可能 |
トラッカースタイルへのカスタム費用はどのくらい?

トラッカースタイルにカスタムする場合、少し手を加えるだけでもバイク全体の見た目が大きく変わるのが特徴です。トラッカースタイルは、比較的簡単なカスタムでも雰囲気をガラッと変えることができるので、初心者にも向いています。手間をかけすぎずに個性を出せるのが、このスタイルの魅力といえるでしょう。
例えば、シートをまっすぐな形状のフラットシートに変更すると、スッキリした印象になります。そして、ハンドルを高めに取り付けられたアップハンドルに替えることで、乗車姿勢がゆったりとしたものになり、まさにトラッカーらしいリラックス感のあるスタイルになります。また、タイヤをオンロードでもオフロードでも使えるようなブロックタイヤに変えると、足元にワイルドさが出て、全体の印象がオフロード風に仕上がります。これらの変更を組み合わせることで、日常の街乗りでもよく目立つ、カッコよくて機能的なスタイルが完成します。
このようなトラッカーカスタムに使われるパーツは、入手しやすく、価格も比較的お手ごろです。おおよそ10万円から20万円程度あれば、基本的なカスタムに必要なパーツは一通りそろえることが可能です。ただし、選ぶパーツのブランドや素材、デザインによっては、もう少し費用がかかることもあります。それでも、チョッパーやカフェレーサーといった他のスタイルと比べると、総合的なコストを低くおさえることができる点が魅力です。
このため、「お金をあまりかけたくないけれど、個性的な見た目のバイクにしたい」「初めてだけど、自分でカスタムをしてみたい」と考えている方には、トラッカースタイルがとてもおすすめです。シンプルに始められて、自分らしさを出せるスタイルなので、カスタムすること自体の楽しさや、完成したバイクを見たときの達成感をしっかり味わうことができます。
【SR400トラッカーカスタムにかかる主なパーツ費用一覧】
カスタム項目 | 内容説明 | 費用目安 (部品代+工賃) | 特徴・効果 |
---|---|---|---|
フラットシート | 平らでスリムな形状のシートで軽快な印象に | 約1万〜3万円 | 見た目をスッキリさせトラッカースタイルを演出 |
アップハンドル | 高めのハンドルでゆったりしたポジションを実現 | 約1万〜2.5万円 | 操作性向上&リラックスした乗車姿勢を実現 |
ブロックタイヤ | オン・オフ両用の凹凸があるタイヤ | 約1.5万〜3万円(前後セット) | 見た目のワイルドさと路面対応力がアップ |
ミニウインカー | 小型でシンプルな見た目のウインカー | 約5千〜1万円 | すっきりしたリアビューに貢献 |
小型テールランプ | コンパクトなデザインのテールランプ | 約5千〜1万円 | トラッカーらしいミニマル感を演出 |
ペイントやデカール | 好みの色やロゴで個性をプラス | 約5千〜2万円 | 他と差別化できるポイント |
全体費用の目安 | 一通りのトラッカーカスタムを実現するための合計 | 約10万〜20万円程度 | コスパ良好で初めてのカスタムにもおすすめ |