アメリカンバイクの靴おすすめ!痛くない選び方とブーツ決定版

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アメリカンバイクの靴おすすめ!痛くない選び方とブーツ決定版
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こんにちは。バイクログ運営者の「ナツメ」です。

アメリカンバイクに似合う靴でおすすめのモデルを探している方の中には、ラフにスニーカーで乗りたいけれどシフト操作が痛くないか心配な方や、できるだけ安い予算でコスパを重視したい方も多いはずです。また、夏の蒸れや冬の厳しい寒さへの対策、さらには女子ライダーならではの足つき改善や、雨の日でも安心な防水機能など、シューズ選びの悩みは尽きませんよね。せっかくこだわりのバイクに乗るなら、足元もバッチリ決めて、快適に走り出したいものです。

記事のポイント
  • アメリカンバイク特有の足の位置に適した靴の選び方
  • スニーカーやエンジニアブーツそれぞれのメリットと注意点
  • 季節や天候に左右されない快適なライディングギアの知識
  • 初心者からベテランまで満足できるおすすめのモデル
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アメリカンバイクの靴でおすすめの選び方

アメリカンバイクの靴でおすすめの選び方
バイクログ・イメージ

アメリカンバイクは、ハーレーダビッドソンや国産クルーザーに代表されるように、足を前方に投げ出す「フォワードコントロール」という独特のライディングポジションを取ることが多いです。この姿勢はリラックスして長距離を走れる反面、ステップに足を置く角度や力の入れ方がネイキッドやスポーツバイクとは大きく異なります。

そのため、単に「かっこいいから」という理由だけで靴を選んでしまうと、いざ走り出した時に「シフトチェンジがしにくい」「マフラーの熱で足が熱い」「信号待ちで滑って怖い」といったトラブルに見舞われることがあります。ここでは、アメリカンバイクならではの特性を踏まえた上で、見た目のスタイルだけでなく、実際の操作性や快適さを左右する重要なポイントについて、私の経験を交えながら深掘りして解説していきます。

  • 操作性が良いスニーカーを選ぶ注意点
  • 王道エンジニアブーツが人気の理由
  • 夏でも蒸れない快適な靴の条件
  • 冬の防寒対策とブーツの選び方
  • 女子必見の厚底で足つき改善策
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操作性が良いスニーカーを選ぶ注意点

操作性が良いスニーカーを選ぶ注意点
バイクログ・イメージ

「普段履いているNikeやConverse、VANSのスニーカーでそのままハーレーに乗りたい!」
そう考える方は非常に多いですし、その気持ちは痛いほどよく分かります。ハイテク系のスニーカーやキャンバスシューズは、軽くて歩きやすいので、街乗りやカフェまでのショートツーリングには最高に便利ですよね。バイクを降りてからの散策も楽ですし、何より「いかにもバイク乗り」という重装備ではなく、ラフなファッションでさらっと乗りこなすスタイルには憧れるものです。

ですが、はっきり言わせてください。アメリカンバイクに乗る場合、一般的なスニーカーにはライダーを危険に晒す、いくつかの致命的な「落とし穴」があります。
ネイキッドやスクーターならまだしも、アメリカンバイク特有の車体構造が、スニーカーとの相性を最悪にしている側面があるのです。ここでは、なぜ普通のスニーカーが推奨されないのか、その具体的なリスクと解決策を深掘りします。

1. 逃げ場のない「熱」と低温火傷のリスク

まず最大の問題は、アメリカンバイクの象徴でもあるエンジンの「熱」です。特に空冷Vツインエンジンは大排気量であるほど強烈な熱を発します。
アメリカンバイクのライディングポジションは、足を前に投げ出したり広げたりすることが多いですが、このとき右足の内側からくるぶしにかけては、数百度にもなるマフラー(エキゾーストパイプ)やエンジンの後気筒からの輻射熱に、至近距離でさらされ続けることになります。

ここでキャンバス地や薄いメッシュ素材の一般的なランニングシューズを履いているとどうなるでしょうか?
断熱性が皆無に等しいため、熱がダイレクトに肌に伝わってきます。夏場の渋滞などでは「熱い」を通り越して「痛い」と感じるようになり、気づかないうちに低温火傷を負ってしまうケースが後を絶ちません。最悪の場合、信号待ちなどの停車中に、灼熱のアスファルトとエンジンの熱の「挟み撃ち」にあって、靴底のゴムや接着剤がドロドロに溶けて剥がれてしまうことさえあります。これは決して大げさな話ではないのです。

2. 左足だけボロボロになる「シフト操作」の代償

次に、左足のシフト操作もスニーカー泣かせです。アメリカンバイクのシフトペダルは、構造上、ストロークが大きかったり、操作に力が必要だったりすることがあります。
一般的なスニーカーのアッパー(甲の部分)は薄い布や合成皮革で作られているため、シフトペダルを「かき上げる」操作をするたびに、ペダルの金属やゴムの硬さが足の指の骨に食い込みます。

「近所を走るだけなら平気」と思っていても、ツーリングで何百回とシフトチェンジを繰り返すと、その痛みは激痛に変わってきます。さらに悲しいのが靴へのダメージです。お気に入りの限定スニーカーを履いていったら、たった1回のツーリングで左足の甲だけが黒く汚れ、摩擦で生地に穴が開いてしまった……なんていう失敗談は、バイク乗りの通過儀礼と言えるほどよくある話です。

3. 意外と盲点な「ソール(靴底)」の剛性不足

そして、意外と語られないのが「疲れ」の問題です。歩きやすいスニーカーは、靴底(ソール)が柔らかく曲がるように作られていますが、これがバイクでは仇となります。
バイクのステップは細い金属の棒のようなものです。ソールが柔らかすぎると、ステップに足を乗せたときに靴底がグニャリと曲がってしまい、足裏の筋肉が常に踏ん張っている状態になります。さらに、アメリカンバイク特有のエンジンの鼓動(振動)がダイレクトに足裏に伝わり続けるため、長距離を走ると足の裏が痺れたり、猛烈に疲れたりする原因になるのです。

4. 安全性における最大のリスク:靴紐とくるぶし

最後に、最も恐ろしい「事故のリスク」について触れなければなりません。
まず、「靴紐(シューレース)」です。走行中に長く余った靴紐がほどけて風になびき、それがチェーンやドライブベルト、あるいはブレーキペダルなどに絡まってしまうと、足が拘束されてバイクごと転倒する大事故につながりかねません。これは脅しではなく、実際に起きている典型的な事故パターンです。

そして「くるぶし」です。くるぶしは皮膚のすぐ下が骨というデリケートな部位です。万が一の転倒時、バイクの下敷きになりやすい場所でもあり、ここを守っていないと、軽いスリップダウンでも骨折や粉砕のリスクが跳ね上がります。ローカットのスニーカーでは、この一番守るべき急所が丸出しになってしまうのです。

公的な交通安全情報でも、二輪車乗車時の服装として「肌の露出がないもの」「プロテクターの着用」が強く推奨されています。スニーカーを選ぶ際も、くるぶしが完全に隠れる「ハイカット」を選ぶのが最低条件です。(出典:警視庁『二輪車利用者に対するヘルメット及び胸部プロテクターの着用状況調査結果』

結論:それでもスニーカーが良いなら「バイク専用」を!

「じゃあ、ガチガチのブーツしか履いちゃダメなの?」というと、そんなことはありません。スニーカーの軽快なスタイルと、バイクに必要な安全性を両立させる解決策があります。それが、「バイク専用に設計されたライディングシューズ」を選ぶことです。

これらは一見するとカジュアルなハイカットスニーカーに見えますが、中身は別物です。以下のようなライダーを守るための機能が満載されています。

  • くるぶしプロテクター
    転倒時に一番ぶつけやすい外くるぶしを保護する硬質カップが内蔵されている。
  • シフトパッド装備
    左足の甲部分にあらかじめ補強が入っており、操作の痛みを防ぎ、靴も傷まない。
  • 靴紐対策
    結び目を固定するベルクロバンドが付いていたり、紐がほどけないBOAシステムやサイドジップを採用していたりする。
  • 高剛性ソール
    ステップに足を乗せても靴底が曲がりすぎないよう、シャンク(芯材)が入っており、長距離でも疲れない。

最近は、スポーツブランドのスニーカーと見分けがつかないほどおしゃれなデザインのライディングシューズも増えています。「スタイル」を優先したい気持ちは分かりますが、それを「安全」とトレードオフにする必要はありません。ぜひ、賢くバイク専用品を選んで、安全でかっこいいバイクライフを楽しんでくださいね。

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王道エンジニアブーツが人気の理由

王道エンジニアブーツが人気の理由
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アメリカンバイク、特にハーレーダビッドソンなどの重量級クルーザーに乗るライダーの足元を見ると、驚くほどの高確率でこの「エンジニアブーツ」が選ばれていることに気づくはずです。
単なるファッションの流行り廃りを超え、もはやバイカーの「正装」としての地位を確立しているエンジニアブーツ。なぜこれほどまでに多くのライダーを魅了し、選ばれ続けているのでしょうか?
その理由は、見た目の無骨なかっこよさはもちろんですが、実はアメリカンバイク特有の過酷なライディング環境に、驚くほど理にかなった機能性を備えているからなのです。

鉄道員の「安全靴」からバイカーの「鎧」へ

もともとエンジニアブーツは、その名の通り1930年代頃のアメリカで「鉄道の機関士(エンジニア)」のために開発されたワークブーツです。
当時の蒸気機関車の運転室は、石炭をくべるための火室があり灼熱地獄でした。さらに、足元には鋭利な石炭が転がり、熱湯や油が飛び散るという、極めて危険な労働環境だったのです。そんな場所で働く彼らの足を守るために求められた条件は、「靴紐を使わないこと(引火や巻き込み防止)」と「厚手の革で足を覆うこと(火傷や外傷防止)」でした。

このルーツを知ると、なぜバイカーに愛されるのかが見えてきます。
「灼熱のエンジン」「剥き出しのマフラー」「飛び石や虫が飛んでくる高速走行」。現代のバイカーが置かれている環境は、かつての鉄道機関士と驚くほど似ています。つまり、エンジニアブーツはファッションアイテムとして生まれたのではなく、命を守るための必然的な機能美として生まれた「ギア」なのです。

「紐がない」ことの絶対的な安全性と美学

エンジニアブーツ最大の特徴であり、最強のメリットと言えるのが、「靴紐(シューレース)が一切ない」ことです。
足首と履き口についたバックル付きのベルトでフィット感を調整する「プルオンタイプ」と呼ばれる構造になっています。

バイク、特に駆動系(チェーンやベルト)やマフラーが足のすぐ近くにあるアメリカンバイクにおいて、靴紐はリスクの塊です。先ほどのスニーカーの項目でも触れましたが、走行中にほどけた紐が車体に巻き込まれれば大事故に直結します。
エンジニアブーツには、物理的にそのリスクが存在しません。「絶対にほどけない」「絶対に巻き込まれない」という安心感は、長距離を走るライダーにとって精神的な余裕にもつながります。

また、高速道路を走行中に、バタついた靴紐が足に当たって「痛い!何か飛んできた?」とヒヤッとするストレスからも完全に解放されます。余計な装飾を削ぎ落としたシンプルな造形は、空力的にも優れており、風を切って走るバイクに最適なのです。

鉄壁の防御力を誇る「シャフト」の役割

エンジニアブーツのもう一つの特徴である、足首から脛(すね)までを覆う高い筒(シャフト)。これも単なるデザインではありません。
アメリカンバイクは、ステップに足を置くと、ちょうど右足のふくらはぎ内側がエアクリーナーやエンジン、オイルタンクなどに触れそうになることがあります。夏場はここが凄まじい熱を持つのですが、厚さ2mm〜3mmもある頑丈な牛革(ステアハイドやカウハイド)でできたシャフトが、断熱材となって低温火傷から脚を完璧にガードしてくれます。

防御してくれるのは熱だけではありません。
高速道路で前走車が跳ね上げた小石や、夏場に弾丸のように飛んでくるカナブンなどの甲虫。生身や薄いパンツでこれを受けると悶絶するほど痛いですが、エンジニアブーツなら「コツン」という音がするだけで、痛みを感じることはありません。さらに、雨が降った際も、レインパンツの裾さえしっかり被せてしまえば、高い防水性により足が濡れるのを防いでくれます。

10年履ける「一生モノ」の経済学とロマン

そして何より、エンジニアブーツを選ぶ最大の理由は、その「育てる楽しみ」にあります。
本格的なエンジニアブーツは、非常に堅牢な「グッドイヤーウェルト製法」や「ステッチダウン製法」で作られており、ソール(靴底)が擦り減っても、何度でも交換(リソール)して履き続けることができます。

初期投資として5万円や10万円かかったとしても、手入れをしながら10年、20年と履き続けられるため、長い目で見れば決して高い買い物ではありません。
むしろ、履き込むほどにオーナーの足の形に合わせて革が変形し、世界に一足だけのフィット感を生み出します。そして、表面の塗料が擦れて下地の茶色い革が見えてくる「茶芯(ちゃしん)」と呼ばれる経年変化や、シフト操作で刻まれる左足の傷跡。これら全てが、あなたがバイクと走ってきた歴史の証明であり、新品のブーツには出せない圧倒的なオーラとなります。

最初の「修行」を乗り越えるコツ

エンジニアブーツには一つだけ難点があります。それは「新品は硬すぎてシフト操作がしにくい」ことです。
分厚い革は最初、ギブスのように足首を固定してしまいます。「足首が曲がらないからシフトアップできない!」と焦る初心者の方も多いですが、これは誰もが通る道、通称「修行」です。
早く馴染ませるためには、足首のシワになる部分に重点的にミンクオイルを塗り込み、部屋の中で履いて屈伸運動を繰り返すのが効果的です。また、どうしてもつま先が入らない場合は、バイク側のシフトペダルの角度を一段階上げるよう調整するのも有効な解決策ですよ。

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夏でも蒸れない快適な靴の条件

夏でも蒸れない快適な靴の条件
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日本の夏は、ライダーにとってまさに「修行」の季節です。気温35度を超える猛暑、アスファルトから立ち上る60度近い輻射熱、そして股下で唸りを上げる空冷Vツインエンジンの熱気。
これらが三位一体となって足元を襲うため、対策をしていない革ブーツの中は、湿度100%のサウナ状態になります。

「おしゃれは我慢」と強がるのもバイカーの美学かもしれませんが、こと夏場のライディングに関しては、我慢は危険です。足元の不快感は全身の発汗を促し、集中力を著しく低下させます。判断力が鈍れば事故のリスクが高まりますし、気づかないうちに脱水症状や熱中症に陥ることもあります。
夏でも涼しい顔をしてアメリカンバイクを乗りこなすためには、「風を通すこと」と「湿気を逃がすこと」の2点に特化した靴選びが必須です。全身の夏コーデについて知りたい方は、夏に最適なアメリカンバイクファッション着こなし術完全ガイドもあわせてチェックしてみてください。

1. 防御力と通気性のハイブリッド「パンチングレザー」

「夏でも革のブーツを履きたい。でも暑いのは嫌だ」
そんなわがままな願いを叶えてくれる最適解が、「パンチングレザー(穴あき加工革)」を採用したブーツです。

パンチングレザーとは、その名の通り、革の表面に直径1mm〜2mm程度の小さな穴を無数に開けた素材のことです。この無数の穴がベンチレーション(通気口)の役割を果たし、走行風をブーツの内部にダイレクトに取り込みます。
走り出した瞬間、「スーッ」と足首に風が抜けていく感覚は感動ものです。停車中はさすがに暑いですが、走り出しさえすれば、靴の中の熱気と湿気が強制的に排出されるため、驚くほどドライな環境を維持できます。

最大のメリットは、「革本来の防御力を維持している」点です。
メッシュ素材のスニーカーは涼しいですが、万が一の転倒時の摩擦強度は革に劣ります。しかしパンチングレザーなら、万が一の時も革が身を守ってくれます。さらに、見た目は重厚なレザーブーツそのものですので、アメリカンバイクのクラシックな雰囲気を一切損ないません。
KADOYA(カドヤ)などの老舗レザーブランドからは、夏専用の「パンチングブラックアンクル」なども販売されており、安全性と涼しさ、そしてスタイルを両立させたいライダーにはこれ以上ない選択肢と言えるでしょう。

2. 魔法の素材「ゴアテックス」の意外な真価

もう一つの選択肢が、「GORE-TEX(ゴアテックス)」などの透湿防水素材を使ったライディングシューズです。
「え?防水ブーツって密閉されているから、夏は一番蒸れるんじゃないの?」と思われる方も多いはずです。しかし、それは昔のゴム長靴の話。最新の透湿防水素材の真骨頂は、防水性よりもむしろ「透湿性(とうしつせい)」にあります。

ゴアテックスのメンブレン(膜)は、水滴よりも遥かに小さく、水蒸気よりは大きい微細な穴が開いています。つまり、「外からの雨水(液体の水)は通さないけれど、中からの汗(気体の水蒸気)は外に逃がす」ことができるのです。
真夏のツーリングでは、足の裏からコップ一杯分の汗をかくと言われています。この汗が靴の中に留まると、不快なベタつきや水膨れの原因となり、体感温度を上昇させます。ゴアテックスフットウェアは、この湿気をどんどん外に出してくれるため、ブーツの中は常に「サラサラ」の状態が保たれます。

また、日本の夏は「ゲリラ豪雨」が付き物です。パンチングレザーは涼しい反面、雨が降れば即座に浸水しますが、ゴアテックスなら突然の雨も完全にシャットアウトしつつ、内部の蒸れも防いでくれます。
「全天候型で、かつ蒸れない」という点において、夏のロングツーリングでは最強のパートナーとなります。

3. 実は一番重要?「高機能ソックス」への投資

靴選びと同じくらい、いや、もしかするとそれ以上に重要なのが「靴下(ソックス)」選びです。
どんなに通気性の良いブーツを履いても、その中で履いている靴下が「綿(コットン)100%」の普通の靴下では台無しです。綿は吸水性は良いのですが、乾きにくいため、吸った汗をそのまま保持してしまい、濡れた雑巾を足に巻いているような状態になります。

夏場のライディングには、必ず以下の機能を持ったソックスを選んでください。

  • 吸汗速乾素材(クールマックスなど)
    スポーツ用として売られている化学繊維のソックス。汗を素早く吸い上げ、拡散して乾かしてくれます。気化熱の効果で涼しさも感じられます。
  • メリノウール(薄手・夏用)
    「ウールは冬」と思われがちですが、実は天然のエアコン素材です。優れた調湿機能で蒸れを防ぎ、さらに強力な防臭効果があります。

特にアメリカンバイク乗りは、ツーリング先でブーツを脱いで座敷に上がるシーンも多いですよね。そんな時、蒸れたブーツの強烈なニオイで気まずい思いをしたことはありませんか?
高機能ソックス、特にメリノウール製のものは、バクテリアの繁殖を抑えてニオイを防ぐ効果が非常に高いです。ブーツへの投資が難しい場合でも、まずは2,000円程度の良い靴下を買ってみてください。世界が変わりますよ。

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冬の防寒対策とブーツの選び方

冬の防寒対策とブーツの選び方
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夏とは対照的に、冬のライディングにおいてライダーを襲う最大の敵は「足先の冷え」です。
バイクは走行風を全身に受ける乗り物です。外気温が5℃あるとしても、時速100kmで高速道路を走れば、風速約28m/sの風を受け続けることになり、体感温度は容易にマイナス10℃以下まで急降下します(ウィンドチル効果)。

「寒いな」で済めば良いのですが、足先が冷え切って感覚がなくなると、リアブレーキを踏む力加減が分からなくなったり、シフトペダルの感触が消えてギアチェンジをミスしたりと、ライディングの安全性が根底から揺らぐ危険な状態に陥ります。
冬のブーツ選びと防寒対策において徹底すべきは、「走行風を物理的に遮断すること(防風)」と、「熱源を確保し、逃さないこと(保温・加温)」の2点です。ジャケットやパンツを含めた冬のトータルコーデについては、冬に最適なアメリカンバイクの服装は?おしゃれコーデ完全ガイドも参考になるはずです。

1. 「厚手の革」で風を完全シャットアウト

まず基本となるのは、風を一切通さない素材を選ぶことです。
ここで圧倒的な強さを発揮するのが、やはり厚手のレザーブーツです。ナイロンやメッシュ素材のシューズは、繊維の隙間から冷気が容赦なく入り込んでくるため、冬場は基本的に使い物になりません。
エンジニアブーツのように、厚さ2mm以上のステアハイド(成牛革)などで作られたモデルは、それ自体が強力な防風壁となり、つま先から足首までを冷気から守ってくれます。

2. 盲点は「隙間風」!パンツの裾とチャップスの活用

いくら良いブーツを履いていても、足首の隙間から風が入ってくれば効果は半減します。特に、ライディングポジションを取った時にパンツの裾がずり上がり、靴下が見えてしまっている状態は最悪です。

対策としては以下の2つが有効です。

  • ブーツインスタイル
    パンツの裾をブーツの中に入れてしまう方法。エンジニアブーツならこれが最も確実です。
  • ブーツアウト(オーバーパンツ)
    ブーツの上から防風素材のオーバーパンツを被せる方法。裾口からの風の侵入を物理的に塞ぎます。

そして、アメリカンバイク乗りならではの特権的なアイテムが「チャップス(Chaps)」です。
カウボーイが棘のある植物から足を守るために着用していた革製の足カバーですが、これがバイクの防寒具として最強クラスの性能を誇ります。腰から足首までを分厚い革で覆うため、太ももや膝への風の直撃を完全に防ぎます。ジーンズの上にチャップスを巻くだけで、コタツに入っているかのような暖かさを得られますし、何よりアメリカンバイクのスタイルに抜群に似合います。

3. 物理法則に抗う!「電熱」という文明の利器

しかし、どんなに防風・保温しても、外気温が氷点下になれば、時間の経過とともに体温は奪われていきます。これは物理法則であり、自分の体温だけで対抗するには限界があります。
そこで私が推奨する「最終兵器」が、電気の力で強制的に温める「電熱(アクティブヒート)アイテム」の導入です。

  • 電熱ソックス
    靴下自体に発熱繊維が織り込まれているタイプ。つま先や足の裏が直接温まるため、即効性が高いです。モバイルバッテリー式なら配線も邪魔になりません。
  • 電熱トゥーウォーマー
    つま先だけに装着するタイプや、インソール(中敷き)タイプがあります。

これらを使えば、「冷えないように耐える」のではなく、「積極的に温める」ことができるため、真冬の高速道路でも足先がポカポカの状態を維持できます。一度この快適さを知ってしまうと、もう電熱なしの冬ツーリングには戻れません。

4. アナログな対策と「血流」の落とし穴

電熱アイテムに手が出ない場合は、アナログな工夫でもかなり改善できます。

  • ウール素材のインソール
    羊毛(ウール)やフェルトの中敷きを一枚入れるだけで、地面からの底冷えを大幅にカットできます。
  • 靴用カイロ
    定番ですが効果的です。ただし、つま先の上(甲側)に貼ると、シフト操作で圧迫されて痛くなったり、空気不足で発熱しなかったりすることがあります。バイクの場合は「足の裏(つま先側)」に貼るのが鉄則です。

「重ね履き」のやりすぎに注意!

寒いからといって、分厚い靴下を2枚重ねにしたり、厚手のインソールを入れたりして、ブーツの中がギチギチに窮屈になっていませんか?
実はこれ、逆効果なんです。靴の中で足が圧迫されると、血流が悪くなり、手足の末端が冷えやすくなります。さらに、保温に必要な「空気の層(デッドエア)」が潰れてしまうため、断熱効果も下がります。
冬用のブーツを選ぶ際は、厚手の靴下を履くことを想定して、普段より0.5cm〜1.0cm大きめのサイズを選ぶか、ゆとりのあるモデルを選ぶのが「暖かさ」への近道ですよ。

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女子必見の厚底で足つき改善策

女子必見の厚底で足つき改善策
バイクログ・イメージ

「憧れのハーレーに乗りたいけど、足がつかなくて怖い……」
「レブルは足つきが良いって聞いたけど、またがってみたら意外とギリギリだった」

アメリカンバイクは一般的にシート高が低い(座面が低い)モデルが多いですが、実はこれが「足つきが良い」とは直結しないケースが多々あります。
その原因は、エンジンの大きさや車体の幅です。アメリカンバイクはタンクやシートの幅が広かったり、左側にプライマリーカバー(駆動系)、右側にエアクリーナーが大きく張り出していたりするため、またがると足がガニ股のように外側に大きく開かされてしまうのです。

車種選びから足つきを改善したい低身長ライダーの方は、低身長女性も安心!250ccアメリカンバイクの魅力を徹底解説もあわせて読んでみてください。

身長160cm以下の女性ライダーや小柄な方にとって、300kg近い鉄の塊を「つま先ツンツン(バレリーナ状態)」で支えるのは、恐怖以外の何物でもありません。信号待ちのたびに冷や汗をかき、砂利や轍(わだち)に足を取られたら即立ちゴケ……そんなプレッシャーから解放されるための最強のソリューションが、「厚底仕様のライディングブーツ」の導入です。

「厚底=操作しにくい」は昔の話!

「厚底ブーツなんて履いたら、シフトチェンジできないんじゃない?」
「ブレーキの感覚がわからなくて怖そう」

そう思うのも無理はありません。確かに、ファッション用の厚底ブーツ(パンクファッションなどで見るようなドクターマーチンの厚底モデルなど)でバイクに乗るのは危険です。ソール全体が分厚く平らなため、シフトペダルの下に足が入らず、ブレーキを踏んでいる感覚も伝わってこないからです。

しかし、現代の「バイク専用に設計された厚底ブーツ」は、全く別次元の乗り物になっています。これらは「足つき」と「操作性」という、相反する要素を高度な設計で両立させているのです。

計算し尽くされたWILDWINGの「魔法のソール」

※画像はイメージです。WILDWINGの厚底ブーツの側面カットなど、つま先が斜めにカットされている様子が分かると理解が深まります。

特に、女性ライダーから絶大な支持を得ているブランド「WILDWING(ワイルドウイング)」の厚底シリーズ(スワローやイーグルなど)は、まさに革命的な製品です。
一般的なモデルで、つま先部分で約2.5cm、かかと部分で約5cmほどソールが高く設計されています。「たった数センチ?」と思うかもしれませんが、バイクの足つきにおいて、この差は絶大です。片足のつま先しかつかなかった人が、両足の指の付け根までしっかり接地するようになれば、車体を支える安定感は劇的に向上し、「立ちゴケしそう」という恐怖心は嘘のように消え去ります。

そして、このブーツの真価は「つま先の形状」にあります。
単に底を厚くするのではなく、シフトペダルの下にスムーズに足が入るように、つま先のソールが斜めにカット(面取り)されているのです。これにより、純正のペダル位置のままでも違和感なくシフトアップが可能です。また、かかと部分もステップに引っ掛けやすい「ヒール形状」が残されており、ニーグリップがしにくいアメリカンバイクでも、足元でしっかりと車体をホールドできるよう工夫されています。

ローダウンカスタムの前に、まずは靴を変えよう

足つきを良くするために、サスペンションを短くする「ローダウンカスタム」や、シートのスポンジを削る「あんこ抜き」をする方もいますが、これらは数万円〜十数万円の費用がかかる上、乗り心地が悪くなったり、バイク本来の旋回性能が落ちたりするデメリットもあります。
対して、厚底ブーツなら2万円程度の投資で済み、バイクの性能はそのままに足つきだけを改善できます。「足がつかないから乗りたいバイクを諦める」と決断する前に、ぜひ一度、バイク用品店で厚底ブーツを試着してみてください。その一足が、あなたのバイクライフの可能性を広げてくれるはずです。

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アメリカンバイクの靴でおすすめのモデル

アメリカンバイクの靴でおすすめのモデル
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選び方のポイントを押さえたところで、ここからは市場に数あるバイク用フットウェアの中から、特にアメリカンバイクにマッチし、機能性やコストパフォーマンスに優れたおすすめモデルを具体的に紹介していきます。自分の予算やライディングスタイルに合った一足を見つけてくださいね。

  • コスパ最強で安いブーツを紹介
  • ツーリング中の雨も安心の防水靴
  • シフト操作が痛くない対策グッズ
  • 初心者が最初に買うべきブーツ
  • アメリカンバイクの靴でおすすめの結論
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コスパ最強で安いブーツを紹介

コスパ最強で安いブーツを紹介
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「バイク本体のローンもあるし、カスタムパーツも欲しい。だから正直、装備品にはそこまで予算を回せない……」
「通勤や通学で毎日ガシガシ履き潰すから、高級なヴィンテージブーツはもったいなくて使えない」

その気持ち、痛いほどよく分かります。バイクはお金のかかる趣味です。ヘルメットやグローブを揃えたら、ブーツに回せる予算が1万円〜2万円しかない、というのもリアルな悩みですよね。
でも、だからといって「安かろう悪かろう」の靴を選んで怪我をしては本末転倒です。ここでは、「低予算でも安全性とスタイルは妥協したくない」という欲張りなアメリカンバイク乗りに、私が自信を持っておすすめできる「コスパ最強の正解」を提示します。

価格破壊の黒船!DAYTONA(デイトナ)という選択肢

結論から言います。予算2万円以下で探しているなら、日本のバイク用品大手メーカーDAYTONA(デイトナ)が展開する「HBS-004 エンジニアブーツ」が間違いなく最強の選択肢です。

通常、バイク用の本革エンジニアブーツといえば、安くても3万円台、有名ブランドなら5万円〜10万円が相場です。革製品は原価が高いため、どうしても高額になりがちだからです。
しかし、デイトナのHBS-004は、アッパー素材にしっかりとした「牛革(本革)」を使用していながら、実売価格で1万円台後半(セール時期やショップによっては1万円台半ば)で購入できてしまいます。

「安い革靴って、すぐボロボロになる合皮(フェイクレザー)じゃないの?」と疑いたくなりますが、これは紛れもない本革です。マフラーの熱に強く、履き込めば自分の足の形に馴染んでいく本革のメリットを、スニーカー並みの価格で享受できるのです。これはハッキリ言って、バイク業界の価格破壊です。

「安さ」だけじゃない!日本人のための神機能

デイトナのブーツが優れているのは、価格だけではありません。日本のライダーが日本の道路で使うことを想定した「親切設計」が随所に盛り込まれています。

  • サイドジッパー装備
    これが最大のメリットです。本来のエンジニアブーツは脱ぎ履きが大変ですが、これは内側のジッパーを下ろすだけで、1秒で脱げます。日本の住宅(玄関で靴を脱ぐ)や、座敷のある居酒屋での休憩時に、この機能がどれほどありがたいか、使えば必ず感動します。
  • 最初からフル装備
    シフトペダルが当たる部分には「シフトパッド」、くるぶしには「クッションパッド」があらかじめ内蔵されています。後からガード類を買い足す必要がないので、結果的に出費を抑えられます。
  • 滑りにくいソール
    濡れたマンホールやコンビニの床でも滑りにくいノンスリップソールを採用しており、立ちゴケのリスクを減らしてくれます。

「とりあえずこれを買っておけば間違いない」と言える完成度です。高級ブランドのような重厚なオーラはありませんが、実用品としての戦闘力は非常に高く、最初の一足としても、ベテランのセカンドブーツとしても超優秀です。

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【警告】ホームセンターの「安全靴」はNG?

ここで一つ、初心者が陥りやすい「罠」について解説しておかなければなりません。
よくSNSや知恵袋などで「ワークマンやホームセンターで売っている3,000円くらいの安全靴(鉄芯入り)でも代用できますか?」という質問を見かけます。

ワークマンなどの作業服ブランドは、私も大好きで防寒着などでお世話になっていますが、こと「靴」に関しては、鉄芯入りの安全靴をバイクで使うのはおすすめしません。
理由は明確で、つま先に入っている「スチールトゥ(鉄カップ)」が、バイク事故の特性と相性が悪いからです。

「指を守る鉄」が「指を切断する凶器」になるリスク

安全靴は、工場などで「上から重いものが落ちてきた時」につま先を守るために設計されています。
しかし、バイク事故で前方から激突したり、転倒して足が挟まれたりした場合、想定以上の巨大なエネルギーが加わります。この時、硬すぎる鉄カップが「くの字」に変形・陥没し、逆にライダーの足の指を圧迫、最悪の場合は切断(ギロチン効果)してしまうリスクが指摘されています。

一方、バイク専用のライディングシューズには、割れることで衝撃を分散・吸収する「樹脂製カップ」や、適度な弾力のある素材が使われています。
また、鉄芯入りの靴はつま先が全く曲がらないため、シフトペダルの感触が足に伝わってきません。「今、ギアが入ったか分からない」「ニュートラルが出しにくい」といった操作性の悪化は、事故を誘発する原因にもなります。

「餅は餅屋」という言葉がある通り、バイクにはバイク専用の設計が必要です。
数千円をケチって指を失うリスクを負うくらいなら、もう少しだけ頑張ってデイトナのようなエントリーモデルの専用ブーツを選ぶことを、強く、強くおすすめします。

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ツーリング中の雨も安心の防水靴

ツーリング中の雨も安心の防水靴
バイクログ・イメージ

「山の天気は変わりやすい」とはよく言いますが、泊まりがけのロングツーリングに出かければ、一度も雨に降られないことの方が珍しいかもしれません。
高速道路を走っている最中にポツポツとシールドに雨粒が当たった瞬間、ライダーの脳裏をよぎるのは「うわ、最悪だ……」という絶望感と、「どこで停まってレインウェアを着ようか」という焦りです。

カッパ(レインコート)は着れば済みますが、足元はどうでしょうか?
多くのライダーが携帯している「ブーツカバー(レインカバー)」ですが、正直に言って、これほどストレスフルなアイテムはありません。
路肩やPAの屋根の下で、濡れたブーツの上からゴソゴソと装着するのは手間がかかりますし、カバーの裏側がステップに引っかかって危なかったり、シフト操作の感触がグニャグニャになって気持ち悪かったり……。最悪の場合、操作ミスにも繋がりかねません。

そんな「雨のストレス」から完全に解放される唯一の解。それが、「最初から最強の防水性能を持つブーツを履いていく」ことです。

防水ブーツの概念を覆す傑作「GAERNE G-Stone」

「でも、防水ブーツってゴム長靴みたいでダサいじゃん?」
「機能重視の靴は、アメリカンバイクの雰囲気に合わないよ」

そう思っている方にこそ、私が長年愛用し、絶大な信頼を置いている一足を紹介させてください。
イタリアの老舗オフロードブーツメーカーGAERNE(ガエルネ)が作る「G-Stone GORE-TEX(Gストーン ゴアテックス)」です。

このブーツ、一見するとクラシックな編み上げのワークブーツにしか見えません。ヴィンテージ感のある最高級のフルグレインレザー(本革)を贅沢に使用しており、ハーレーやネオクラシックバイクの横に置いても違和感なく溶け込むデザインです。
しかし、その内部には最新テクノロジーの塊である「Gore-Texブーティ」が内蔵されています。

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高速道路の豪雨も「無かったこと」にする性能

実際に私が経験した話ですが、高速道路を走行中にバケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨に見舞われたことがありました。
視界もままならない中、1時間以上走り続けましたが、宿に着いてブーツを脱いだ時、靴下は驚くほどサラサラのまま、一滴の浸水もありませんでした。
革のブーツなのに水が染みてこない。この感動は言葉では伝えきれません。

さらに凄いのは、ゴアテックス特有の「透湿性」です。
完全防水のゴム長靴や安価な防水ブーツは、雨を防ぐ代わりに内部が汗で結露し、結局濡れたように不快になります。しかしG-Stoneは、外部からの雨は完璧にブロックしつつ、足から出る汗(水蒸気)はどんどん外に逃がしてくれます。
つまり、「雨の日でも濡れない」だけでなく、「晴れの日でも蒸れない」のです。これは夏のツーリングにおいても最強の武器となります。

「慣らし不要」の奇跡的な履き心地

そして、ガエルネ製品全般に言えることですが、特筆すべきはその「革の柔らかさ」です。
一般的なワークブーツは「最初の3ヶ月は足が痛い」のが常識ですが、G-Stoneに使われている革は、新品の状態から驚くほどしなやかです。「慣らし」なんて必要ありません。箱から出して履いた瞬間から、長年連れ添った相棒のように足にフィットします。

また、内側にはファスナー(サイドジップ)が付いているため、編み上げブーツでありながら脱ぎ履きはワンタッチ。ソールにはブロックパターンが採用されており、濡れた路面や砂利のキャンプ場でも滑りにくく、バイクを降りてからの散策もスニーカー感覚で歩き回れます。

価格は3万円台後半〜4万円前後と、決して安い買い物ではありません。
しかし、考えてみてください。レインカバーを携帯する荷物のスペース、着脱にかかる時間と危険、そして「靴下が濡れるかも」という不安。
これら全てのストレスから、向こう10年間解放されると考えれば、その投資対効果は計り知れません。「雨の日さえも楽しみになる」そんな魔法のような体験を、ぜひこのブーツで味わってみてください。

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シフト操作が痛くない対策グッズ

シフト操作が痛くない対策グッズ
バイクログ・イメージ

「バイク専用のライディングシューズが良いのは頭では分かっている。でも、今日はどうしてもお気に入りのRed Wingのアイリッシュセッターを履きたい!」
「通勤でバイクを使っているから、会社に着いたらそのまま仕事ができる革靴じゃないと困る」

そんなシチュエーション、ライダーなら誰にでもありますよね。
しかし、普通の靴でアメリカンバイクに乗ると、たった数十分走っただけで左足の甲に「黒ずみ(シフト跡)」がくっきりと付き、シフトペダルの金属やゴムとの摩擦で革が削れてしまいます。大切な靴が傷むのは精神的にも辛いですし、薄いスニーカーだと指の骨が痛くなってライディングどころではありません。

そんな時は、我慢せずに「靴を守るための専用アイテム」や「車両側のカスタム」を賢く活用しましょう。ここでは、スタイルを崩さずに愛用の靴を守るための具体的な解決策を紹介します。

1. 最も手軽な救世主「レザーシフトガード」

最も一般的で、コストパフォーマンスに優れているのが「シフトガード(シフトパッド)」です。
靴の左足の甲部分に巻き付けるプロテクターで、デグナー(DEGNER)やデイトナなどのメーカーから、1,000円〜3,000円程度で販売されています。

選ぶ際のポイントは「素材」です。
機能性だけで言えばゴム(ラバー)製やネオプレン素材のものも優秀ですが、アメリカンバイクに乗るなら、私は断然「本革(牛革)製」を推します。

  • 見た目がカッコいい
    ゴム製の黒いパッドはどうしても「取って付けた感」や「事務的な装備品感」が出てしまいます。しかし、ブラウンやタンカラーのレザー製シフトガードなら、まるでブーツのアクセサリー(泥除け)のように見え、クラシックなアメリカンの雰囲気を一切壊しません。
  • エイジングが楽しめる
    本革製なら、使い込むほどに色が濃くなり、味わいが増していきます。靴と同じように育てる楽しみがあるのです。

「落として無くす」リスクへの対策

シフトガードあるあるなのが、「ツーリング先で気づいたら外れて無くなっていた」という悲劇です。
これを防ぐために、必ず「脱落防止ストラップ」が付いているタイプを選んでください。靴紐にストラップを引っ掛けてから固定するタイプなら、歩行中にズレたり外れたりする心配が激減します。靴紐がないエンジニアブーツの場合は、ソールのかかと側に引っ掛けるゴムバンドが付いているタイプを選びましょう。

2. 根本解決の最終兵器「シーソーペダル」

「いちいちガードを付けるのが面倒くさい」
「絶対に、100%靴を汚したくない」

そんな方に提案したいのが、アイテムではなく車両側をカスタムして解決する方法、「シーソーペダル(ヒールシフター)」への交換です。

ハーレーのツーリングモデル(FL系)などには標準装備されていますが、その名の通り、公園のシーソーのように前後にアームが伸びた形状のシフトペダルです。
通常のバイクはつま先でペダルを「かき上げて」シフトアップしますが、シーソーペダルでは「後ろ側のペダルをかかとで踏み込んで」シフトアップを行います。

この仕組みのメリットは計り知れません。

  • 靴の甲が絶対に汚れない
    つま先をペダルの下に潜り込ませる必要が一切ないため、白いキャンバススニーカーだろうが、磨き上げた高級ドレスシューズだろうが、甲の部分には何も当たりません。汚れようがないのです。
  • 分厚いブーツでも操作ラクラク
    エンジニアブーツや防寒ブーツなど、つま先が分厚すぎてペダルの隙間に入らない靴でも、上から踏むだけなので全く問題なく操作できます。
  • 疲れにくい
    足首をひねってかき上げる動作がなくなり、足全体で「踏む」動作に変わるため、長距離ツーリングでの疲労度が軽減されます。

最初は「かかとでシフトチェンジ」という動作に違和感があるかもしれませんが、人間とは不思議なもので、1時間も走れば慣れてしまいます。一度慣れると、「ガチャコン!」とかかとでギアを叩き込む感覚が快感になり、もう普通のペダルには戻れなくなるかもしれませんよ。

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初心者が最初に買うべきブーツ

初心者が最初に買うべきブーツ
バイクログ・イメージ

「これから教習所に通い始めるけど、どんな靴で行けばいいの?」
「免許を取って初めてのバイクを買った!でも、予算も限られているし、絶対に失敗したくない……」

そんな期待と不安が入り混じる初心者ライダーの方へ。私が数あるブーツの中から、「とりあえずこれを買っておけば間違いない」と自信を持って推せる一足があります。
それが、AVIREX(アヴィレックス)の「YAMATO(ヤマト)」です。

このブーツは、日本のバイク用品市場において10年以上にわたり売れ続けている、まさに「レジェンド級」のロングセラーモデルです。
映画『トップガン』でも有名なアメリカ空軍のコントラクター発祥ブランドらしく、ミリタリーテイスト溢れる無骨なデザインが特徴。ハーレーなどのアメリカンバイクとの相性は、言うまでもなく抜群です。

なぜYAMATOが「最初の正解」なのか

数多あるブーツの中で、なぜこれほどまでに初心者に選ばれ続けているのか。その理由は、見た目のカッコよさと実用性のバランスが「奇跡的なレベルで完璧」だからです。

具体的な「選ばれる理由」を3つのポイントで深掘りします。

1. 教習所でも役立つ「サイドジッパー」の機動力

一見すると、靴紐をしっかり締め上げるハードな編み上げブーツに見えます。しかし、内側には隠れるように「サイドジッパー」が装備されています。
これが本当に便利なんです。紐をいちいち解く必要がなく、ジッパーを下ろすだけで1秒で脱ぎ履きが完了します。

教習所では、学科講習(座学)と技能講習(実車)の間に休憩があり、靴を脱いでリラックスしたい時もあります。また、ツーリング先で座敷のある食事処に入ったり、トイレに行ったりする際も、モタモタすることなくスマートに行動できます。「ブーツは脱ぐのが面倒」という常識を、このブーツは過去のものにしてくれます。

2. 日本人の足を知り尽くした「幅広設計」

海外ブランド(Red WingやTimberlandなど)のブーツを買って、「足の横幅がキツくて痛い」「甲が当たって入らない」という経験をしたことはありませんか?
欧米人の足は「甲低・幅狭」が多いのに対し、日本人の足は「甲高・幅広」が一般的です。

AVIREXのライディングブーツは、日本市場向けに企画されているため、日本人の足型に合わせたゆったりとした作りになっています。
「ネットで靴を買うのはサイズ感が不安」という方でも、普段のスニーカーと同じサイズ(あるいは0.5cmダウン程度)で失敗することが少なく、最初から足に馴染んでくれます。

3. 「歩ける」ブーツであること

見た目の重厚感とは裏腹に、履き心地は驚くほど軽快です。
ソールに適度なクッション性があり、アッパーの素材も適度に柔らかいため、感覚としては「頑丈なハイカットスニーカー」に近いです。
バイクを降りて観光地を散策したり、キャンプ場で作業をしたりする際も、足が棒になるようなことはありません。シフトパッドもデザインの一部として自然に組み込まれており、「いかにもバイク用です!」という主張が強すぎないのも、普段着に合わせやすいポイントです。

比較でわかる!あなたに合う「最初の一足」

AVIREX YAMATO以外にも、予算や目的に応じていくつかの選択肢があります。
主要なブランドを比較表にまとめましたので、自分のスタイルに合ったものを選んでみてください。

ブランドモデル名こんな人におすすめ価格帯目安
DAYTONAHBS-004【コスパ最優先】
とにかく安く、でも本革で安全な靴が欲しい人。通勤・通学ライダーに最適。
安い
(1万円台後半)
AVIREXYAMATO【バランス最強】
デザイン、機能、歩きやすさの全てを平均点以上で満たしたい初心者の方。
中価格
(2万円前後)
GAERNEG-Stone【雨天・快適性】
予算はあるから、絶対に濡れない・蒸れない快適なブーツが欲しいツーリング派。
高価格
(3万円台後半)
WESCOBOSS【一生モノ】
最初から最高峰を買い、10年かけて育て上げたいという気合の入った本物志向。
プレミアム
(10万円〜)

結論
「どれにしようか決められない……」と迷ったら、まずはAVIREX YAMATOを選んでみてください。
価格は2万円前後と、本格的なレザーブーツに比べれば手が出しやすく、耐久性も十分にあります。ソール交換(修理)はできない構造(セメント製法に近い)ですが、履き潰すつもりでガシガシ使えるタフさがあります。
まさに、バイクライフのスタートを切るための「最初の一足」として、これ以上の相棒はいません。

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アメリカンバイクの靴でおすすめの結論

アメリカンバイクの靴でおすすめの結論
バイクログ・イメージ

ここまで、操作性や安全性、季節対策、そしてコスパから一生モノまで、様々な視点でアメリカンバイクにおすすめの靴を紹介してきました。
情報が多すぎて「結局、自分にはどれが一番いいんだろう?」と、まだ迷っている方もいるかもしれません。

最後に、失敗しない選び方の核心をお伝えします。
アメリカンバイクの靴選びで最も大切なのは、「スタイル(見た目・ロマン)」「機能性(快適さ・実用)」のバランスを、今の自分がどこに置きたいかをはっきりさせることです。

「快適さ」こそが旅の質を高めると思うなら

もしあなたが、
「週末の貴重な時間を使って、とにかくストレスなく遠くまで走りたい」
「通勤でも使うし、突然の雨で靴下が濡れるのだけは絶対に嫌だ」
「旅先ではブーツを脱いで、軽快に観光を楽しみたい」

そう考えるのであれば、迷うことなくAVIREX、GAERNE、DAYTONAといったブランドの、サイドジッパーや防水機能がついた「現代的な機能性ブーツ」を選んでください。
これらは、あなたの旅から「足が痛い」「蒸れる」「脱ぐのが面倒」といったノイズを消し去り、純粋にライディングと景色を楽しむ時間をプレゼントしてくれます。それは決して妥協ではなく、賢くスマートなライダーの選択です。

「不便」さえも愛おしいと感じるなら

一方で、
「ハーレーに乗るなら、多少重くても本物の革靴を履きたい」
「新品の硬いブーツを、何年もかけて自分の足の形に育て上げたい」
「シフトチェンジの傷跡さえも、自分とバイクの歴史として刻みたい」

そんな風に、効率よりも情緒的価値を大切にしたいのであれば、Red WingやWesco、Chippewaのような「ヘリテージ(遺産)ブーツ」を選ぶべきです。
最初は革が硬くてシフト操作に苦労するかもしれませんし、重くて歩きにくいかもしれません。でも、ガレージでオイルを塗り込み、少しずつ足に馴染んでいく過程には、機能性を超えた圧倒的な「愛着」と「ロマン」があります。10年後、ボロボロになったそのブーツは、新品の何倍もかっこいい、あなただけの宝物になっているはずです。

正解は、あなたの心が知っている

機能派も、ロマン派も、どちらも間違いなく「正解」です。
大切なのは、他人の評価やランキングではありません。

あなたがガレージで愛車にまたがり、ふと足元を見た瞬間に、
「よし、最高にかっこいい。さあ、走りに行こう」
そう心が躍り、走り出す理由になるような一足であるかどうか。それだけです。

この記事が、あなたのバイクライフを足元から支える「最高の相棒」との出会いに繋がることを願っています。
それでは、安全運転で良い旅を!

※記事内の情報について
本記事で紹介した製品の価格や仕様は、執筆時点の情報に基づいています。メーカーによるモデルチェンジや価格改定が行われる場合がありますので、購入前には必ず各公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。

※安全なライディングのために
ブーツはサイズ選びが命です。可能な限り実店舗で試着を行うか、サイズ交換可能なショップでの購入を推奨します。また、操作性に慣れるまでは無理な運転を控え、安全な場所でブレーキやシフトの感触を確かめてから公道に出るようにしてください。

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