アメリカンバイクに乗る醍醐味のひとつは、自分好みにカスタムできる自由さです。中でも「シーシーバー」は、見た目のスタイルだけでなく、実用性や安全性にも深く関わる重要なパーツとして多くのライダーから注目されています。しかし、「シーシーバーって実際なんのためにあるの?」「種類が多くて選び方がわからない」「違法になるって聞いたけど本当?」といった不安や疑問を持つ人も少なくありません。
ツーリング中に荷物をどう縛るか、安全に運ぶにはどうすればいいのか、見た目はかっこいいけどダサいと思われたくないなど、シーシーバーには気になる点がたくさんあります。また、「シーシーバーバッグのおすすめってある?」「カスタムの費用感は?」「どこで相談すれば安心?」といった具体的な悩みを持つ方も多いでしょう。
この記事では、アメリカンバイクにおけるシーシーバーの基本的な役割や種類ごとの特徴、メリット・デメリット、安全性と違法性の境界、荷物の縛り方やバッグの選び方、さらには専門店での相談ポイントまで、あらゆる角度から解説しています。
「ただのパーツ」と思っていたシーシーバーが、あなたのバイクライフをもっと快適でスタイリッシュなものにしてくれるかもしれません。迷っている方は、ぜひこの記事でヒントを見つけてください。
アメリカンバイクにおけるシーシーバーの魅力

- シーシーバーは快適なタンデム走行の鍵
- 使用目的で変わるシーシーバーの種類と選び方
- 購入前に知りたいメリットとデメリット
- 違法にならないための取り付けルールと注意点
- 初心者でも安心!専門店での購入&相談のススメ
シーシーバーは快適なタンデム走行の鍵

シーシーバーというのは、バイクのうしろに乗る人が背中をもたせられるパーツのことです。特に、長い時間バイクに乗るときにあると、とても便利です。背中がしっかり支えられているので、うしろの人が楽に乗っていられて、疲れにくくなります。
アメリカンバイクで長く走るツーリングでは、うしろに乗る人がリラックスできるかどうかが大切です。シーシーバーがあると、道のデコボコやブレーキをかけたときの衝撃がやわらぎます。これによって、うしろの人がずっと楽な姿勢でいられて、安心して乗っていられます。
また、うしろの人が安定していれば、前で運転している人も余計なことに気をとられずに運転に集中できます。とっさの動きにびっくりすることも減り、安全に走れるようになります。うしろの人が急に動いたりすると、バイクがぐらぐらして危ないことがありますが、シーシーバーがあればそれも防げます。
家族や友だちとツーリングを楽しみたい人には、シーシーバーがあるととても安心です。おたがいに気をつかわずに、長い距離をゆっくりと楽しく走れるようになります。シーシーバーはただのかざりではなく、安全と安心のために、とても大事なパーツだと言えます。
【シーシーバーの装着による効果とメリット】
効果・影響範囲 | シーシーバーなし | シーシーバーあり |
---|---|---|
タンデム走行時の安定性 | 背もたれがないため不安定で疲れやすい | 背中を支えられるので長時間でも安定・安心 |
衝撃への対応 | 道のデコボコやブレーキ時に振動が直接伝わる | 衝撃がやわらぎ、同乗者がリラックスして乗れる |
ライダーの集中力 | 後部座席の動きに気を取られてしまうことがある | 同乗者が安定するのでライダーが運転に集中できる |
安全性 | 同乗者がぐらついてバイクのバランスを崩すことがある | シーシーバーが支えになりバイク全体が安定する |
ツーリングの快適さ | 長距離だと同乗者が疲れてしまい楽しめない | 同乗者も快適なので家族や友人とのツーリングが楽しくなる |
使用目的で変わるシーシーバーの種類と選び方

シーシーバーには、大きく分けて「デタッチャブルタイプ」と「リジッドタイプ」という2つのタイプがあります。まず、デタッチャブルタイプについて説明します。これは、簡単に取り外しができるタイプで、道具を使わなくても手でつけたり外したりできます。例えば、近くに買い物に行くときは外して見た目をスッキリさせて、旅行や長いツーリングに出かけるときにはまた取り付けて使う、といった使い方ができます。デタッチャブルタイプは見た目もスタイリッシュで、おしゃれにカスタムしやすいのがいいところです。ただし、取り付けるときに特別なパーツが必要なこともあるので、その分お金が少しかかることもあります。
次に、リジッドタイプについて紹介します。これはバイクにしっかりと固定して、ふだんは外さずにずっとつけたままにするタイプです。リジッドタイプはつくりがシンプルで、しっかりしていて、値段もあまり高くありません。見た目もスッキリしていて、昔ながらのアメリカンバイクのスタイルによく合います。バイクに自然にとけこんで、カッコよく見えるのもポイントです。リジッドタイプは、見た目を大事にしたい人や、あまりお金をかけたくない人にぴったりです。
どちらのタイプにも良いところとそうでないところがあります。だから、自分がどうやって使いたいか、どれくらいバイクに乗るのか、どんな見た目が好きかを考えて選ぶのが大切です。例えば、「ふだんはシンプルにしておきたいけど、旅行のときはしっかり荷物を積みたい」という人はデタッチャブルタイプが向いています。「いつもつけっぱなしでもいいし、お金もあまりかけたくない」という人はリジッドタイプが向いているでしょう。自分のバイクの楽しみ方に合ったシーシーバーを選べば、もっとバイクライフが楽しくなります。
【シーシーバーの種類別比較と選び方ガイド】
項目 | デタッチャブルタイプ | リジッドタイプ |
---|---|---|
取り外しのしやすさ | 工具不要で簡単に着脱できる | 常時固定されており取り外しできない |
見た目・デザイン性 | スタイリッシュでおしゃれにカスタムしやすい | シンプルで落ち着いた見た目 |
費用 | 特別な取り付けパーツが必要でやや高価 | 比較的安価でコスパが良い |
向いている使い方 | 旅行時のみ使用したい人、普段は外しておきたい人 | 常につけっぱなしでも気にならない人 |
スタイルとの相性 | モダン・スタイリッシュなアメリカンにおすすめ | クラシック・オールドスクールなアメリカンに合う |
荷物の積載性 | 必要な時だけ取り付けるので対応力が高い | 常設なので安定して荷物を積める |
おすすめのユーザータイプ | おしゃれも機能も重視したい中級者〜上級者向け | シンプル志向・初心者にもおすすめ |
購入前に知りたいメリットとデメリット

シーシーバーの一番大きなメリットは、バイクのうしろに人を乗せるときに、安心して乗ってもらえることです。特に長い距離を走るツーリングでは、うしろの人が快適に過ごせるかどうかはとても大切です。シーシーバーは、背中をもたせられるパーツなので、急に止まったりカーブを曲がったりしても、しっかり体を支えてくれます。これがあると、うしろの人がずっと楽に座っていられて、安全にもつながります。
それから、シーシーバーは荷物をしっかりくくりつけるための支えにもなります。大きなリュックやキャンプの道具なども、シーシーバーを使ってバランスよくしっかり固定できます。こうすることで、走っている途中に荷物がぐらぐらする心配が少なくなりますし、準備もラクになります。シーシーバーをつけておけば、「もう少し荷物を持って行きたいな」と思ったときにも、安心して荷物を増やせるんです。
また、後ろに積んだ荷物がライダーの背中にあたってしまうと、運転もしづらくなります。でも、シーシーバーがあると、それを防ぐことができます。走っているときも、荷物が自分の体に近づきすぎないので、圧迫感がなく快適に運転できます。
ただ、シーシーバーにはちょっと気をつけたいところもあります。デザインによっては、「なんかダサいな…」と思われてしまうこともあります。バイクの形や色と合っていないと、見た目のバランスが悪くなったり、かっこよさがなくなってしまうこともあります。さらに、つける場所や形が悪いと、バイクの重さのバランスが変わってしまって、運転しにくくなることもあります。
そのため、シーシーバーを選ぶときは、見た目だけでなく、実際に使ったときの安全性や使いやすさもしっかり考えて、自分のバイクにぴったり合うものを選ぶのが大切です。
【シーシーバー購入前に知っておきたいメリット・デメリット一覧】
観点 | メリット | デメリット |
---|---|---|
同乗者の快適性 | 背中を支えて疲れにくく、長距離ツーリングでも快適 | デザインによっては見た目の印象を悪くする可能性あり |
安全性 | 急ブレーキやカーブ時でも同乗者の姿勢が安定、安全性が高まる | 装着位置によってはバイクの重心バランスに影響が出ることも |
荷物の積載性 | 荷物をしっかり固定でき、積載量が増やせる | 荷物の固定方法によってはライダーに干渉する可能性がある |
運転のしやすさ | 同乗者や荷物が安定することでライダーの集中力が保てる | 不適切な取り付け位置や形状で運転操作に影響を与えることがある |
見た目・デザイン性 | スタイルに合えばバイクの外観をより魅力的に見せることができる | スタイルに合っていないと「ダサい」と感じられる可能性がある |
汎用性・用途別対応 | ツーリングや荷物の積載時など、多用途で活用可能 | 用途に合わないモデルを選ぶと使い勝手が悪くなる |
違法にならないための取り付けルールと注意点

シーシーバーは、ちゃんとしたやり方で取り付ければ、法律に違反することはありません。しかし、あまりに大きかったり広すぎたりすると、ルールにひっかかってしまうことがあります。バイクのシーシーバーには、高さや幅に決まりがあって、それを超えると「構造変更」といって、特別な手続きが必要になるんです。
例えば、シーシーバーがとても高くて、ライダーの頭よりずっと上に出ていたら、まわりが見えにくくなったり、バイクのバランスが悪くなったりするかもしれません。そうなると、安全に走ることがむずかしくなるので、国が決めたルールに反する可能性があります。特に、250ccより大きなバイクに乗っている人は、この構造変更のルールが厳しくて、しっかりとした検査を受けないといけないんです。
そのため、シーシーバーを買うときは、自分のバイクに合っているか、サイズがルールの中に入っているかをきちんと調べることが大事です。ネットで買うときも、サイズ表やバイクの対応表をよく見ておくと安心です。
それから、取り付けるときにしっかりついていないと、とても危ないです。道を走っている途中で、部品がはずれてしまったら大事故につながることもあります。ボルトやナットをちゃんと締めて、グラグラしないようにしっかり固定しましょう。もし、自分でやるのがむずかしいと思ったら、バイク屋さんなどの専門店にお願いするのもいい方法です。
シーシーバーは見た目もかっこよくて便利なパーツですが、安全につけることが一番大切です。自分やまわりの人を守るためにも、正しい知識とルールを守って使いましょう。
【シーシーバー取り付け時の法的基準と安全チェック表】
チェック項目 | 内容 | 注意点・対策 |
---|---|---|
高さ制限 | ライダーの頭より高くなると「構造変更」の対象となる | 高さが規定内かを事前に確認し、必要なら車検対応パーツを使用 |
幅の制限 | 車体の全幅を超えるシーシーバーは違法の可能性がある | 購入前にバイクの車体幅とパーツの幅をチェック |
取り付けの固定力 | 走行中に外れると非常に危険 | ボルトやナットを確実に締めて、走行前点検を習慣にする |
使用車両の排気量 | 特に250cc超のバイクは構造変更のルールが厳しい | 自車両の排気量と適用される法規制を確認 |
購入時の確認ポイント | サイズ表・適合車種表を必ず確認 | ネット購入時はレビューや製品情報をよく読み、信頼性の高い製品を選ぶ |
専門店での相談・取付依頼 | 自分での取付が不安な場合はプロに依頼 | 安全性・法的基準をクリアしたい場合は専門知識のある店舗を活用 |
公道での安全性・視界確保 | シーシーバーの形状で後方視界がさえぎられる可能性あり | 高さ・幅・角度のバランスを見て、視界が確保できる設計を選ぶ |
初心者でも安心!専門店での購入&相談のススメ

シーシーバーをバイクにつけたいけど、「ちゃんとつけられるか心配だな」と思ったときは、バイク用品を売っているお店に相談するのが安心です。こういうお店には、バイクに詳しいスタッフがいて、自分のバイクに合っているかどうかをしっかり確認してくれます。それだけでなく、自分のかわりにシーシーバーを取りつけてくれるサービスもあります。そのようなサービスは、自分でつけるのが不安な人や、やり方がよく分からない人にもぴったりです。
また、こうしたお店では、つけたあとにトラブルが起きたときにも助けてくれる「アフターサービス」があります。例えば、「やっぱりちょっと見た目を変えたいな」と思ったときも、どうやってカスタムしたらいいか相談できます。困ったことがあれば気軽に聞けるので、安心して使えます。
さらに、お店のスタッフはシーシーバーにとても詳しいので、「どのタイプが自分のバイクにぴったりか」「どんなデザインにすればかっこよく見えるか」といったことも教えてくれます。初めての人は、どのシーシーバーを買えばいいか分からないことが多いですが、スタッフに聞けば、自分に合ったものをえらびやすくなります。
こうしてプロの人に取りつけをまかせれば、もし間違ったつけ方をして事故になってしまう、という心配もありません。そして、気づかないうちにルールに違反してしまう「違法改造」も防ぐことができます。
したがって、バイクの安全やかっこいい見た目の両方を大事にしたいなら、専門のお店でしっかり相談して、正しくシーシーバーをつけてもらうのがとても大切です。
【初心者必見!シーシーバー購入・取り付けは専門店がおすすめな理由】
専門店のサポート内容 | 内容の説明 | 初心者におすすめの理由 |
---|---|---|
適合確認サポート | 自分のバイクに合うシーシーバーかをスタッフが確認 | 間違った製品を買うリスクが減る |
取り付けサービス | プロが正確・安全にシーシーバーを取り付けてくれる | 自分で作業する不安や失敗を避けられる |
アフターサービス | 不具合やデザイン変更など、購入後も対応してくれる | 取り付け後に困った時でも相談できて安心 |
カスタム相談 | 自分のバイクに合うデザインやタイプを提案してくれる | 見た目と実用性の両立がしやすい |
違法改造の防止 | 法律に違反しない取り付け方法やサイズ選びをアドバイスしてくれる | 構造変更や検挙リスクを事前に防げる |
初心者向けアドバイス | 初めてでもわかりやすい説明と商品選びのサポート | 知識がなくても安心して購入・装着できる |
アメリカンバイクにおけるシーシーバー活用法

- 荷物をしっかり固定!正しい縛り方と便利グッズ
- シーシーバーで魅せる!かっこいい見た目にする方法
- ダサいと思われないためのセンスある使い方
- 使い勝手抜群!シーシーバーバッグのおすすめモデル
- カスタムにかかる費用とコスパを徹底比較
- 検挙されないための違法カスタム回避ガイド
荷物をしっかり固定!正しい縛り方と便利グッズ

シーシーバーは、バイクで荷物をしっかりと固定したいときにとても役立つパーツです。例えば、ツーリングに出かけるときに大きなリュックやテント、寝袋などを持っていくなら、荷物がぐらぐらしないように固定しないといけません。そんなときにシーシーバーがあると、荷物をきちんと支えてくれるので、安定して走ることができます。
荷物を固定するときは、いくつかの便利な道具を使うといいです。バンジーコードやツーリングネット、それにラゲッジストラップというものがあります。バンジーコードはゴムでできていて、ぐいっと引っ張って荷物をとめるのに便利です。ツーリングネットは、ネット状の道具で、いろんな形の荷物にフィットします。ラゲッジストラップはとても強くて、荷物をしっかり固定できます。これらを使えば、走っているときに荷物が落ちる心配が少なくなります。
荷物をしばるときのコツは、上下と左右のバランスをよく見ることです。どちらか一方だけに強くしばると、バイクがふらついたり、荷物が倒れたりすることがあります。また、荷物を高く積みすぎると風の影響を受けてふらつくことがあるので注意しましょう。重いものはできるだけ下に置き、軽いものは上にのせるようにすれば、バイクのバランスが安定して運転しやすくなります。
もっと安全にしたいなら、荷物はなるべくシーシーバーの中央あたりに集めてしばりましょう。あちこちに広がっていると、後ろを確認しにくくなったり、左右にバランスがくずれたりします。長い距離を走るときは、とちゅうで荷物のしばりがゆるんでいないか確認することも大事です。必要があれば、その場でしっかり締め直しましょう。
このように、シーシーバーを使って正しく荷物をしばれば、安全で快適にツーリングを楽しむことができます。ちょっとした工夫で走りやすさがぐっとアップするので、荷物の固定にも気をつけてみてください。
【ツーリング時に便利な荷物固定グッズ比較表】
グッズ名 | 素材・特徴 | 主な用途 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|
バンジーコード | 伸縮性のあるゴム紐 | 軽めの荷物を素早く固定 | 使いやすく取り外し簡単 | 強度が低く外れやすい場合あり |
ツーリングネット | フック付きのゴム製ネット | さまざまな形の荷物に対応 | 柔軟性があり荷物にフィット | 重すぎる荷物には不向き |
ラゲッジストラップ | ナイロンベルト+バックル式 | 重い荷物をしっかり固定 | 高い固定力で安定性抜群 | 装着に少し手間がかかる |
防水バッグ | 防水加工+巻き取り口 | 雨天時の荷物保護 | 荷物を濡らさず収納できる | サイズ選びに注意が必要 |
シーシーバーバッグ | 専用設計で装着しやすい | シーシーバーに直接取付 | 収納力がありスタイリッシュ | シーシーバーのサイズに要注意 |
シーシーバーで魅せる!かっこいい見た目にする方法

シーシーバーは、荷物をしっかりしばるためだけでなく、バイクの見た目をかっこよくするためにも大事なパーツです。例えば、光ってピカピカの「クローム仕上げ」のシーシーバーをつけると、昔ながらのクラシックなバイクに見えて、高級な感じも出せます。反対に、黒くてツヤのある「艶ありブラック」や、ツヤが少ない「マットブラック」を選べば、全体の見た目が引き締まり、ちょっと近未来っぽくてスタイリッシュな印象になります。
使われている金属の種類によっても、見た目が変わります。例えば、「スチール」は少し重たくてがっしりした印象になりますし、「アルミ」は軽くて、スッキリした感じになります。だから、自分がどんなスタイルのバイクにしたいかを考えて、色や素材を選ぶと、もっとかっこよく仕上がります。
さらに、シーシーバーの「高さ」や「形」もとても大事です。例えば、背が低めのシーシーバーは、あまり目立たないけれどスマートでおしゃれに見えます。反対に、背の高いタイプを選ぶと、遠くからでも目立って、存在感のあるバイクになります。バイク全体の大きさや形とバランスをとることで、シーシーバーが自然に見えて、とてもかっこよくなります。
このように、色や形、高さ、素材をうまく組み合わせると、シーシーバーはただの荷物をしばる道具ではなく、バイクの見た目をかっこよくするための大事なアイテムになります。自分だけのスタイルにしたいと思ったら、シーシーバーのデザインをしっかり考えて選んでみましょう。
【シーシーバーで魅せる!見た目カスタムのポイント比較表】
カスタム要素 | 選択肢の例 | 与える印象 | おすすめスタイル |
---|---|---|---|
カラー仕上げ | クローム/艶ありブラック/マットブラック | クラシック・高級感/引き締め効果/スタイリッシュ・無骨 | クラシック派/現代的アメリカン/シンプル派 |
素材 | スチール/アルミ | 重厚で頑丈/軽量でシャープ | ハーレー系/スポーティ系 |
高さ | ロータイプ/ハイタイプ | 控えめでスマート/目立って存在感あり | 街乗り/ツーリング・イベント映え |
形状 | ストレート/湾曲・装飾付き | シンプル・無骨/カスタム感・個性強調 | ビンテージ/ショーモデル系 |
統一感 | 車体カラーや他パーツとのバランス | まとまりが出て洗練された印象 | トータルカスタム志向 |
ダサいと思われないためのセンスある使い方

シーシーバーをつけるとき、「なんかダサいな…」と思われないようにするためには、バイク全体とのバランスが大事です。例えば、バイクが小さいのに、大きくて太いシーシーバーをつけると、バイクがアンバランスに見えてしまいます。逆に、バイクが大きい場合は、ある程度しっかりしたサイズのシーシーバーを使った方が、全体がまとまって見えます。
それから、シートやフェンダーといった他のパーツとの色や素材も合わせると、見た目がきれいになります。例えば、全部黒でそろえるとか、メッキでピカピカしたパーツをまとめるなど、色の組み合わせを考えると、すっきりしてかっこよく見えます。
また、シーシーバーに取りつけるバッグやアクセサリーも大事です。あまり派手すぎるものを使うとごちゃごちゃした感じになります。シンプルで使いやすいバッグ、例えば黒くて防水のリュックや、すっきりした形のカバンなどを選ぶと、見た目もスマートで実用的です。アクセサリーもつけすぎると「やりすぎ」と思われるので、ちょっとしたワンポイントぐらいにしておくといいですね。
全体として、ごちゃごちゃせず、必要なものだけをうまく使うのがポイントです。自分の好きなスタイルを出しながらも、ほかの人が見ても「かっこいいな」と思えるようにするには、シンプルでバランスのとれた見た目を目指すのがコツです。
【ダサく見せない!シーシーバーのセンスある使い方チェックリスト】
チェック項目 | 具体的な工夫・アドバイス | NG例 |
---|---|---|
バイクとのサイズバランス | 車体サイズに合ったシーシーバーの高さ・幅を選ぶ | 小型バイクに極端に大きなシーシーバー |
色や素材の統一感 | シート・フェンダーと色調や素材を合わせる | 黒い車体にメッキパーツを単独で使用 |
装着バッグの選び方 | 黒やグレーなどシンプルで防水性のあるバッグを選ぶ | 派手すぎる色・柄の大きなバッグ |
アクセサリーの取り付け | ワンポイント程度にとどめて過剰装飾は避ける | ステッカーや装飾が多すぎると雑多な印象に |
全体の印象チェック | 必要最低限の装備でスッキリとまとめる | パーツや荷物を詰め込みすぎてごちゃついて見える |
スタイルとの整合性 | クラシック、ストリートなど統一感あるテイストを意識する | ジャンルがバラバラで方向性が曖昧なカスタム |
使い勝手抜群!シーシーバーバッグのおすすめモデル

シーシーバーバッグは、バイクで長い距離を走るときにとても役立つ道具です。ツーリングでは、たくさんの荷物を持っていくことが多いので、どうやって荷物を積むかが大きな問題になります。しかし、シーシーバーバッグがあれば、その心配をぐっと減らせます。荷物をしっかり入れることができるし、バイクの見た目もスッキリとかっこよく保てます。
特に人気があるのは、KURYAKYNというブランドのMOMENTUMシリーズや、Biltwellという会社のEXFILシリーズです。これらのバッグは、見た目がかっこよくて使いやすいことで、たくさんのライダーに選ばれています。KURYAKYNのバッグは、デザインがいろいろあって、たくさんの荷物を入れられるので、旅行にもぴったりです。Biltwellのバッグは、丈夫に作られていて、アウトドアや荒れた道にも向いています。見た目がちょっと軍隊っぽくて、かっこいいのが特徴です。
バッグの使いやすさも大切なポイントです。例えば、ファスナー(チャック)が大きく開くと、中の荷物が見やすくて取り出しやすいです。また、ポケットがいくつもあると、物をわかりやすく分けて入れることができて、とても便利です。さらに、雨が降ったときに荷物が濡れないように、防水加工されたバッグや、レインカバーがついているバッグを選ぶのがおすすめです。天気が悪くても安心してツーリングができます。
バッグを選ぶときは、シーシーバーとの相性も考えましょう。バッグの形や取り付け方がシーシーバーと合っていないと、うまく固定できないことがあります。ストラップで簡単につけられるタイプや、しっかり固定できるマウント付きのタイプもあります。取り外しが簡単なものなら、休憩のときやホテルに泊まるときに、バッグをすぐに持っていけてとても便利です。ちなみに、バッグの種類と選び方、荷物の積み方と固定方法、積載に関する法律違反を防ぐコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。ツーリングのときに、見た目を崩さずに荷物をうまく積む方法が知りたい、走行中に荷物がズレない荷物固定のやり方が気になるとお悩みの方は参考にしてください。
➤アメリカンバイクでは荷物どうしてる?ツーリング収納術まとめ
シーシーバーバッグは、荷物をたくさん持っていけるだけでなく、安全に運転するためにも役立ちます。バッグがしっかり固定されていれば、走っているときに荷物がぐらつく心配もありません。これでツーリングがもっと快適になり、バイクに乗るのがもっと楽しくなります。
【使い勝手抜群!シーシーバーバッグのおすすめモデル比較表】
モデル名 | ブランド | 使いやすさ | 防水性能 | 取り付け方法 | おすすめ ポイント |
---|---|---|---|---|---|
MOMENTUM シリーズ | KURYAKYN | 大きく開くファスナーと多数ポケット | 防水加工+レインカバー付属 | ストラップ式&マウント対応 | 容量たっぷりで旅行向き。デザイン豊富 |
EXFIL-80 | Biltwell | 頑丈で取り出しやすい構造 | 高耐水素材+止水ジッパー | 調整式ストラップで安定装着 | 軍用風デザイン。悪路やアウトドアにも◎ |
カスタムにかかる費用とコスパを徹底比較

シーシーバーをカスタムするときには、お金がいくらかかるかをよく考える必要があります。シーシーバー自体の値段だけでなく、バイクに取りつけてもらうためのお金(工賃)も必要になるのが普通です。とてもシンプルなものなら、1万円もしないで買えることもありますが、見た目がかっこいいものや、長いあいだ使えるしっかりしたものを選ぶと、3万円以上かかることもあります。
例えば、「リジッドタイプ」という種類のシーシーバーは、作りがかんたんで、バイクにしっかりと固定するタイプです。はずしたりつけたりはできませんが、常にバイクにくっついているので安定感があります。しかも、昔ながらのアメリカンバイクのスタイルによく合っていて、値段もそこまで高くないので、初心者にも人気があります。
それに対して、「デタッチャブルタイプ」というのは、道具を使わずに手でかんたんに外したりつけたりできるタイプです。荷物が多いときだけ使いたいという人に便利ですが、取りつける部分の作りが少しむずかしくて、特別な金具が必要になることもあります。そのため、値段も高くなりがちです。特に、有名なメーカーのものや、見た目がとてもおしゃれなものは、もっと高くなることもあります。
さらに、自分でつけるのがむずかしいときには、専門のお店にお願いすることになります。このときには「工賃」といって、お店の人に払うお金が必要です。お店によって金額はちがいますが、だいたい数千円から1万円くらいはかかります。自分でつければそのぶん安くすむかもしれませんが、工具が必要だったり、取りつけ方法がよくわからなかったりすることもあるので、むりをせずプロに頼むのが安心です。
このように、シーシーバーを買うときには、自分がどうやって使いたいのか、どれくらいお金を使えるのかをよく考えることが大事です。長く使いたい人や、見た目をかっこよくしたい人は、ちょっと高くてもいいものを買う価値があります。反対に、「とりあえず試してみたい」「あまりお金をかけたくない」という人は、リジッドタイプのようなシンプルで安いものから始めてみるのもおすすめです。
【カスタム費用とコスパで選ぶ!シーシーバータイプ比較表】
タイプ | 特徴 | 本体価格の目安 | 取り付け 工賃の目安 | カスタムの 自由度 | コスパの評価 |
---|---|---|---|---|---|
リジッドタイプ | 固定式でシンプル。クラシックな見た目に合う | 約5,000円〜15,000円 | 約3,000円〜8,000円 | 低め(固定のみ) | 初心者や価格重視派におすすめ |
デタッチャブルタイプ | 着脱可能。利便性が高くカスタム性も豊富 | 約15,000円〜35,000円以上 | 約5,000円〜10,000円 | 高め(荷物量で使い分け可) | 見た目や機能性重視の人向け |
検挙されないための違法カスタム回避ガイド

バイクを自分の好きなようにカスタムするのはとても楽しいことですが、やり方をまちがえると、法律に違反してしまうことがあります。特に、シーシーバーというパーツをバイクにつけるときは、見た目や使いやすさだけじゃなくて、きちんとしたルールを守ることがとても大切です。
例えば、シーシーバーがハンドルよりもずっと高くなると、国が決めた「構造変更」という手続きをしなければいけないことがあります。これは、バイクのもともとの形とちがってしまうから、もう一度チェックしてもらう必要があるんです。この手続きをしないでそのまま乗っていると、「違法な改造」として警察にとめられたり、お金をはらわなければいけなくなったりします。
また、シーシーバーがしっかりついていないと、とてもキケンです。例えば、ネジがゆるんでいたり、つける部品がバイクに合っていなかったりすると、走っているときに外れてしまって事故になるかもしれません。だから、つけ終わったあとにちゃんと固定されているかをよく確かめることが大事です。もし自分でできるか不安なときは、バイクの専門店に見てもらうと安心です。
シーシーバーを安全に、そしてルールを守って使うには、まずその大きさや形がルールに合っているかを確かめることが大切です。そして、取り付けるときに正しく作業することも忘れないようにしましょう。見た目だけでえらんでしまうと、思わぬトラブルになることがあります。
自分のバイクをかっこよくカスタムしたいなら、ルールをしっかり守って、安心して楽しめるようにすることが一番大事です。
【違法改造を防ぐ!シーシーバー取り付けチェックポイント表】
チェック項目 | 内容 | 注意点 |
---|---|---|
高さの制限 | ハンドルの高さを大きく超えると「構造変更」の対象 | 検査なしで走行すると違法改造と判断される可能性あり |
幅の制限 | バイク本体の最大幅を大きく超えないように | はみ出しすぎると整備不良扱いの恐れ |
固定の強度 | 取り付けがしっかりされているか確認 | 緩みやグラつきがあると走行中に脱落の危険 |
取り付け部品の適合性 | 自分のバイクに合った金具やステーを使用 | 無理な取り付けはフレーム損傷や走行不安定の原因に |
取り付け作業の方法 | 正確な手順で組み立て・固定 | 工具不足や手順ミスによる不備に注意 |
専門店の利用 | 不安な場合はバイクショップで取り付け | プロに任せることで安全性・合法性を確保 |